近所の教会のイースターミサ Ostermesseへ行ってきました

ミサでの歌唱はGotteslob 聖歌集に載っているものから選ばれ、教会やそのときによって教会側から番号が提示されるので、その番号の曲を歌います。Gotteslobは大雑把に言えばドイツ語圏(もうちょっと広いけど)のカトリック教区で公認されている聖歌集のことらしいです

 
 昨日2023年4月9日は復活祭 Osterでしたね。3月中旬の段階では、ケルン大聖堂にイースターのミサを与りに行くつもりでいましたが、結局近所の小さなカトリック教会へ行くことになりました。というのも、そのころに4月9日前後に乗ってケルンへ行く電車のチケットもさほど高くなく、「えっ、こんなに安くケルンに行けるのか!」と夫と二人で小躍りをしたくらいだったのですが、宿泊場所をどうするかでこの話がまとまらずにいて、その二週間後くらいだったでしょうか、泊まるところの話もだいたいまとまったので再び電車を調べてみたら、値段が倍以上に上がってたー! これでケルン行きを諦めた、というワケです。タハハ。

 行ったのは近くのカトリック教会St. Michaelで、ここでミサを与るのは、昨年のクリスマスミサ以来二度目。100人も入ったらいっぱいになってしまうくらい小さなところですが、教会のサイズに似合わず結構大きめなパイプオルガンがあるのが個人的に気に入っています。外観はそこそこ古そうな感じのわりに、内装はかなり現代的な作りで、椅子はすべて白く塗られた直線的なデザインで、座るところと背もたれにちょっとしたクッション?があるのも、これまで足を運んだ大聖堂とは全然違います。

 私は信者ではありませんが、私がミサに参列することは信者である夫にも教会にも拒否されたことはありません。ミサでは聖歌を歌うくらい(教会の入り口には聖歌集が置いてあるので、ミサのさいはそれを持って入り、教会から提示される番号の曲を歌います。ミサが終わったら返します)で、聖体拝領も受けません。

 今回歌った聖歌で、めちゃくちゃ気に入った曲があったので書いておこうと思います。それは、Gotteslob 聖歌集に載っていた834番、“Du bist heilig, du bringst Heil”です。ニ短調(だと思う)で書かれたメロディはリズミカルで哀愁も漂う感じ。オルガンの演奏が最高にかっこよくって、こんな聖歌聴いたことないー!と一人大感激していました。思わず歌の番号とかをメモしちゃいました。
 
 ミサが終わっても、しばらくオルガン演奏がそのまま続くのですが、私はいつもそれを最後まで聴いてから教会をあとにしています。今回もすばらしいオルガンの演奏が聴けて大満足でした。
 
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