袖の拾い目をするためにしたこと 〜Catmint

あと残りは両袖のゴム編みだけとなり、大詰めを迎えたTシャツのCatmint。両袖でも拾い目をしなければなりません。ええ、苦手です、拾い目。なので、できるだけスムーズにコトを運ぶために、準備が必要です。
Marie AmelieさんデザインによるTシャツのCatmintを編んでいます。Marieさんのデザインはステキなものが多い上に、すべて無料で公開されています。もちろん、このCatmintも無料パターンです。
海外の編み物界隈では、半袖シャツ?のことを英語でTeeと呼ぶのですが、このCatmintはそれに該当します。Teeは日本語にするとTシャツもしくはT字型の物なので、ここでは便宜的にTシャツと書いています。
Catmintのパターンは↓こちら(リンク先:Ravelry)。
パターンには、袖ぐりでは96目拾って編むよう書かれていました(模様編みが16目一模様)。身ごろを編んだときにその端が袖ぐりになっていたので、全部で何段くらい編んだかを確認したら100目以上あるだろうことが分かったので、全目拾ってそのまま編んだ衿ぐりと違って、ところどころ段を飛ばして拾わなければなりません。また、衿ぐりでは、拾い目をしたあとに1段編んでから模様編みに入っているので、袖でも全目を拾った後に減らし目をして、目数を96にしようと決めました。
編み始める前に、次の二つの準備をしました。
1. 袖ぐりの目数の把握と全目拾い目をする
2. 平均計算をしてどこで減らし目をするかの位置を決め、目を減らしながらねじり目の1目ゴム編みをする
まず1.で袖ぐりの目数を確認したら、全部で116目ありました。10目ごとにスティッチマーカーを入れておき、目を拾うときの目印としました。


次に2.の平均計算。このやり方はアプリ『棒針編み辞典 160記号』(日本ヴォーグ社)に掲載されている「平均計算の方法」→「裾や袖口のゴム編み切り替え位置で、平均に増し目や減目するときの計算の仕方を教えてください」→「袖→袖口」に書かれています。なおこのアプリ、超絶オススメです。詳細は下記記事で紹介しています。
袖を全目拾ったら116目、パターンに書かれている拾い目の数は96。ここから平均計算をすると、6目ごと1目減目を16回、5目ごと1目減目を4回すればいいことが分かったので、6目ごとに1目減を4回したあとに5目ごとに1目減を1回、これを4回くり返すことにしました。アプリによると、減らし目を始めに持ってくるそうなので、次のように編みました。なお、袖口の模様編みは裏目から始まるため、段の開始は裏目となります。
◎6目ごと1目減で、開始が裏目の場合
裏目の2目一度(p2tog)、ねじり目、裏目、ねじり目、裏目
◎6目ごと1目減で、開始が表目の場合
ねじり目2目一度(ktbl2tog)、裏目、ねじり目、裏目、ねじり目
◎5目ごと1目減目の場合
裏目の2目一度、ねじり目、裏目、ねじり目

これで目数が合い、模様編みの下地も出来上がりました。あとはパターン通りに編んでいくだけ。
これらの準備をしてから編み始めたら、えらくスムーズに袖口を編むことができました。やっぱり準備が大事ね。おかげで、もう両袖とも編み終わりました。やっほい!


裏目から始まるゴム編みなので、止めるときは、段の開始の目(裏目)の中に手前から奥へ針を刺し、前段の最後の表目と、次段の2つめにある表目に針を通す、という例外的なやり方(自分で考えたので、これで合ってるか分からないけど)をしました。見た目には問題なさそうに思えたし、たぶんうまくできたと思います。


