「増し目」の感覚の違いにとまどう 〜Flauschliebe

長らくヨークばかりを編んでいたセーターのFlauschliebeですが、停滞を破ってようやく袖と身ごろを分け先に進むことができました〜! やっほーい!
ドイツのRico Designが刊行しているパターン集Top Down Knitting Special(Rico Design GmbH & Co. KG, 2021)に掲載されているトップダウン編むセーターFlauschliebeを編んでいます。冊子の表紙になっているのがそれです(2025年8月現在、デジタルデータでのパターン販売も、Ravelryでの専用ページも、共になし)。この冊子については下記記事で紹介しています。
どんどん目数が増えていき、80 cmの輪針ケーブルではそろそろ限界か……?ってくらいまで増え続けて、最終的には400目になりましたよ。400目ってすごいね。ケーブルにミッチミチ。

さて、今回は増し目についていろいろと考えさせられました。これまで何度もトップダウンのセーターまたはカーディガンを編んできましたが、このFlauschliebeは増し目がいつも編んでいるのとはちょっと違ったんです。
Flauschliebeでは、1目から2目を編み出す増し目を使います。この方法は英語でいうKfb(Knit front back)のことですが、このパターンが掲載されているTop Down Knitting Specialでは、Zunahmenという単語かMasche verdoppeln(「目を二倍にする」とかそんな意味)という書き方で表記されています。最初はKfbと同じだと認識していたので問題なかったのですが、ヨークの一番最後の増し目で理解をするのにちょっとつまづきました。トップダウンセーターのラグラン部分といった場所での増し目は、たとえば40目編んだら最後の40目めを使って増し目をして41目にするという、編んだ目数に必ず付属して1目増えるという感覚だったのですが、今回のFlauschliebeでは、40目編んだら次の41目めをMasche verdoppelnして2目にするという、最初に編んだ40目とはまったく繋がりがない増し目だったんです。うーん、説明がむずかしい……。簡単に言えば、前者では1目しか増えませんが、後者は2目増えるということです。編んでみればすぐに分かることだったんですが、目数があまりにも多いので、間違いがないよう頭で考え目数の合計が合うか計算したら、8目足りなかったのでめちゃくちゃ焦りました。ここまで間違いなく編んできたハズなのにどうして……と何度も何度も編み地を確認しましたもん。でも編み地に間違いはないし……としばらく考えたのちに、Masche verdopoelnが意味するところは編んだ目数とは別に増し目をするため2目増えるのか!と気づき、これでやっと計算も合い、ようやく身ごろと袖に分けることができたのでした。まったくもう! パターンもいろんな書き方があるもんだわ!
ここから身ごろはずっとメリヤス編みとなります。
個人的には袖を先に編みたいところですが、今回は4 ply糸とモヘア糸を引き揃えで編んでいて同じタイミングで毛糸がなくなるわけじゃないだろうから、やっぱり身ごろが先かな。よっしゃ、がんばろうっと。
