昨日の緊急避難について


 昨日(2026年5月7日)は緊急避難のアラートが出たため、急いで身支度と荷物を整えて、ちょうどお昼前くらいに外へ避難しました。スマートフォンの充電が十分じゃなかったため、昨日更新する予定だったブログ記事の作業ができず、避難したことを簡単に書いただけでしたが、どんなことがあったのか、せっかくなのであとで分かったことも合わせて詳細を記録しておこうと思います。

 最初に緊急アラートが鳴ったのは、たまたままだ家にいた夫のスマートフォンでした。すぐにテラスに出て外の様子を伺ったのですが、慌てている人はいない。でも、たしかにPolizeiたちがいるし、緊急車両が続々と集まってきているのが部屋からも見えました。夫から遅れること7〜8分後にようやく私のスマートフォンにも緊急アラートが届き、緊張感が増しました。内容を確認すると第二次世界大戦の不発弾が見つかったため危険区域の住民は直ちに避難せよ、緊急度はextreme dangerとあったので、急がなければ!と慌てて支度をして部屋を出ました。しかし、アパートの玄関から外へ出ようとしたら、アパートの管理人さんがアパート出入り口のガラス拭きをしててズッコケてしまいました。避難しないのか聞いたら、「ここはたぶん大丈夫よ〜」との返事に再びズッコケ。確かにアパートは危険区域の端の方だったのでそうとも考えられるけど、でも避難した方がいいんじゃない……?と思いつつアパートを後にしました。以前住んでいたゲッティンゲンでは、不発弾処理で一度近所のギムナジウムに避難をしたことがありました。このとき、避難区域に人がいないかの最終確認をしていたPolizeiが家にやってきて、避難のことを知らなかった私たちは今すぐ避難をするようにと言われ、外に出てみたら周辺にはPolizei以外人はおらず、かなり緊迫した雰囲気だったんですよね。

 外に出るとパトカー、消防、救急はかなりの数集まっていて、それなりに緊迫した感じだったのですが、ちょうどお昼時だったからか、家のすぐ近くのカフェ(もちろんそこも危険区域)にたくさんの人が集まっていて大繁盛してるわ、みんな談笑してるわでビックリ。緊張感があんまりない感じでした(もちろん、真剣な面持ちで情報交換してるらしき人たちもいましたが)。日本人は「避難」と聞くと、条件反射でサッと逃げると思うんですよね。だって日本人はみんな子どものころから高校卒業まで毎年のように、地震や火災が起きることを想定した避難訓練してますもん。そして上記のゲッティンゲンでの緊迫した状況も経験しているため急いで外に出たのに、周りはこんな感じだったんです。うっかり自分から緊張感が抜け落ちてしまいそうになりました。でも、不発弾が見つかったすぐそばに住んでいる人たちは、家から出て避難していたようです。そりゃそうだ。やっぱり、家は危険区域の端っこだったから、呑気な雰囲気だったのかなー。結果的に何事もなく無事に処理されたので良かったですが、そうじゃないことももちろんあるからね……。やはり避難するに限る。

 不発弾は、我が家からちょっと離れた通りの工事現場で見つかりました。250 kgあるイギリス製のchemischer Langzeitzünderで、これは時間を置いて爆発する爆弾のことなんだとか。きっとこれまで見つかっている不発弾もLangzeitzünderだったんでしょうね。80年以上も沈黙していた爆弾がいつ爆発するとも限らないので、急ぎ処理をすることになり、周辺住人たちの避難や何やらが大変だったみたいです。ゲッティンゲンでは事前に告知されて避難をしましたが、シュトゥットガルトは昨日午前中に見つかって一時間後には緊急アラートが発せられすぐに避難だったので、ものすごいスピード感でした。

 不発弾が適切に処理されたおかげで、13時半ごろには緊急避難が解除され、通常に戻りました。思っていたより早かったです。たまたま買い物に出かける予定があったので、避難ついでに買い物をしている最中に避難解除を知り、家へと帰りました。本当に、何もなくて良かったよー。そして、工事すれば不発弾が見つかるっていうのは、ドイツあるあるなのかも。京都で地面を掘ると遺跡が見つかり遺跡調査のために工事中断、みたいな感じなのかな。いや、違うか。
 
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