フェルメールの絵を見に


 3月に入ってフランクフルトへ出かけて宿泊した翌日(2026年3月7日)、ホテルから比較的近い場所にあったシュテーデル美術館 Städel Museumへ行ってきました。上の写真は、シュテーデル美術館を出てすぐにあるマイン川にかかった橋Holbeinstegを撮ったものです。

 今回訪問の目的は、フェルメールの絵画『地理学者 Der Geograph』。実はシュテーデル美術館にやって来たのは二度目で、一度目のさいにこの絵を見ることができず美術館を後にしてしまいました。これがずーっと心残りで、絵の話になるたびに、地理学者が見たいんだー、見たいんだーと夫に言っていてたんです。今回、ようやくそれが叶いました。

 やっと実物を見れて感激。フェルメールの絵は窓際に立つ女性が描かれているものを何枚か見たこともあって、その構図や光の柔らかさが女性の美しさを引き立てているところが、何とも言えず好きなのです。しかし、男性だとまた雰囲気が全然違って驚きました。野心を持って研究をバリバリやっているような妙な力強さと迫力があり、なんかかっこよくて、フェルメール絵画の印象がだいぶ変わりました。見に行けて良かった。

 この絵の画像をSNSに上げたさい、日本に住む友人に『美術館で絵の写真撮ってもいいの?』と聞かれました。あまり深く考えたことがなかったのですが、確かにヨーロッパでは絵画作品を写真に撮ることを禁止はされていません。美術館によっては、写真撮影はOKだけどフラッシュ焚くのはダメってところはあるよー、というような返事をしました。
 そういえば、この質問をされて真っ先に思い浮かんだことは、以前ルーブル美術館へ行ったとき、モナリザの絵が展示されている部屋のことでした。絵の大きさ見合わない大きな部屋にはたくさんの人が押し寄せていて、絵の前はものすごい人だかりができていました。そしてみんな一様にスマートフォンを構えてバッシャバッシャと写真を撮っていて、絵の鑑賞をするどころではありませんでした。さすがにこれには疑問を感じましたけど、あれだけ人が多いと、ゆっくり鑑賞何できるはずありませんね。慌ただしく部屋を出て行かざるを得ませんでした。
 なお、シュテーデル美術館の地理学者は、人だかりもまったくなく、見てる人も私以外いなかったので、ゆーっくり、じーっくりと鑑賞することができました。
 
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