ガセットを始める位置を割り出す ~ヒールフラップの場合

 叔母に編む靴下、もう一組を編み始めています。
 使っているパターンは、Ravelryで見つけた、Vanilla Sock with Gusset & Choice of Heelは、つま先から編む、ヒールフラップの靴下です。
 靴下を編むときに選ぶかかとは、基本的にはショートロウなので、あまりヒールフラップには慣れていません。前回編み終えた靴下は、パターンにかかれている通りにかかと(ヒールフラップの一種)を編むと、どうもサイズが大きくなってしまったため、編み慣れたショートロウに変更したという経緯があります。

 そのため、今度こそはヒールフラップにしたくて、このパターンを選びました。
 選んだ理由は、ヒールフラップを編むために、サイズをどう算出するかがパターンに書かれていたからなのでした。つま先から編む場合、どこからガセットを編み始め、ヒールフラップを作るのかがよく分かっていなかったため、この計算方法はとてもありがたかったです。

ガセットを始める位置を決めるための計算方法

 Vanilla Sock with Gusset & Choice of Heelに書かれている計算方法は、次の通りです。

1. つま先から増し目をすべてし終えたあとの総目数に0.75を掛ける
2. 自分のゲージから1インチ(2.5cm)の段数を出して、1.で出た数字をその段数で割る
3. cm単位にする場合は、2.で出た数字に2.5を掛けてcmを算出する(ここで出た数値が、ガセットが始まったあとから、ヒールターンを含めた、かかとまでの長さ)
4. 実際の足の長さから3.で出た数字を引く(ここで出た数値が、つま先からガセットが始まるまでの長さ)
5. 足にフィットする靴下にするために、4.で出た数字からさらに0.75cm引く

 これで、つま先からどれくらいの長さでガセットを始めれば良いのかが、算出されました。

実際に計算してみた

 今回使っているのは、King ColeのソックヤーンZig Zag(4 ply)と2.5mm輪針です。ゲージ(段数)は、2.5cmあたり10段。足のサイズは22cm。

 以上を踏まえて、計算をしてみます。

1. つま先からの増し目が終わったあとの総目数は56でした。これに、0.75を掛けます。56目×0.75=42目
2. 1.で出た42を、1インチあたりの段数(10段)で割ります。42目÷10段=4.2インチ
3. これに2.5を掛けると、センチ単位になります。4.2インチ×2.5cm=10.5cm

 これで、ガセットの増し目が始まったあとからヒールターンを含めたところまでの長さが算出されました。
 次に、ガセットの増し目を始める位置(つま先からの長さ)を決める計算します。

4. 叔母の足のサイズは22cmなので、これからかかと部分の10.5cmを引きます。22.0cm-10.5cm=11.5cm
5. さらに、履いたときにピッタリになるよう、少し小さめのサイズにするので、0.75cmを引きます。11.5cm-0.75cm=10.75cm

 つま先から10.75cmのところから、ガセットの増し目を始めれば良い、という結果が出ました。私のゲージだと、つま先からガセットを始めるところまで43段、ということになります。

この計算方法でピッタリサイズが割り出せる

 上の写真は、この計算方法で割り出した10.75cmの位置から、ガセットの増し目を始めてヒールフラップをし、かかとが編み終わったものです。最初、小さすぎるのではないかと焦りましたが、実際にメジャーで測ってみると、21.5cmありました。実際に履いてみると、私の足(23cm)には少し小さいですが、叔母の足にならぴったりとフィットするのではないかと思いました。

 この計算方法を知っておくと、つま先から編む靴下で、かかとを一般的なヒールフラップにする場合、どこからガセットを始めればいいのかが分かって便利ですね。自分の靴下を編むときにも、この方法で割り出して、私の足にピッタリ合うようにしたいと思います。

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