技術的なこと

編み直すことにしました 〜Latvian Loop 編み物

編み直すことにしました 〜Latvian Loop

 引越しのどさくさで長らく放置していた編み込み模様のカウルLatvian Loopを再開しようと、引っ張り出してきました。さあ編むか!と手に取ったとき、以前にチラッと考えていたことが頭をよぎりました……。  Renee BurtonさんデザインのカウルLatvian Loop。ラトビアで編み物といえ…
袋編みの前立てを編む準備 その2「ボタンホールの数と位置、大きさを決める」 編み物

袋編みの前立てを編む準備 その2「ボタンホールの数と位置、大きさを決める」

 前回『袋編みの前立てを編む準備 その1「拾い目の数(の目安)と前立ての幅を決める」』の続きです。  今回は前立てに作るボタンホールについていろいろと決めていきます。  カーディガンや前開きベストの丈の長さにもよって変わってきますが、ボタンホールの数と位置と大きさを考えるのはほぼ同時だと思います。そ…
袋編みの前立てを編む準備 その1「拾い目の数(の目安)と前立ての幅を決める」 編み物

袋編みの前立てを編む準備 その1「拾い目の数(の目安)と前立ての幅を決める」

 前が開きボタンで閉じるカーディガンやベストを編むときは、身ごろに沿った前立てを編む必要があります。この前立てというのが実はとても難しくて(個人の感想です)、初めてやったときはかなり苦戦しました。一番の苦戦ポイントは拾い目。拾い目の数を決めるにも計算をしなければならず、私の場合は、計算していざ拾い始…
ヒールフラップとガセットのかかとを同時編みでうまく編むには 編み物

ヒールフラップとガセットのかかとを同時編みでうまく編むには

 昨日の記事で書いたヒールフラップとガセットのかかとを同時編みするのに、あまり深く考えずにテキトーにやっていましたが、やはり行き着く先は目のかけ変えだとハッキリしたので、もっと効率の良い方法を考えてみることにしました。誰だって簡単に思いつくことだろうし今更感がありますが、自分にとっての発見だったので…
スティッチホルダーを使った作り目のやり方 編み物

スティッチホルダーを使った作り目のやり方

 いま編んでいるベストのSienaは作り目がProvisional Cast On、つまり別鎖の作り目で始めるよう書かれています。最初は別糸を用意してかぎ針で棒針に編みつけるやり方でやっていたのですが、せっかくだからスティッチホルダーを使ってもっと楽にできないものかと思ったんですよね。試しに調べてみ…
輪編みでボーダー柄を編むとき、色変えで段差ができない方法 その2 編み物

輪編みでボーダー柄を編むとき、色変えで段差ができない方法 その2

 輪編みでボーダー(横縞)柄を編むときに困るのは、何もしないでそのまま編むと段差ができてしまう点です。そのため、段差ができないようにいろんな工夫の仕方があります。以前ボーダー柄のセーターLyon Sweaterを編んだときには、下記記事で紹介したやり方で段差が出ないように編みました。  上記のやり方…
裏引き上げ目の編み方 編み物

裏引き上げ目の編み方

 先日から編み始めたIlaria Shirtは、首周りから裾に向かって編んでいくTop-Downのパターンです。そのため、まず最初に編むのは首周りのバンド部分。セーターやカーディガンだと、ここはゴム編みをすることが多いですが、Ilaria Shirtは引き上げ目を使って編んでいきます。  Ilari…
Sloped Bias Bind-Offのやり方 編み物

Sloped Bias Bind-Offのやり方

 いま編んでいるセーターBlasippaは、身ごろや袖といった各パーツを別々に編み(平編み)、最後に縫いとじます。こういったセーターの場合、袖口となる腕周りは体に合わせてカーブのある袖ぐりを編むことが多いと思います。以前編んだことがあるカーディガンのBreckonや今回のBlasippaもそうです。…