マッチから電子ライターへ


 我が家は寒い時期にお茶を飲むときは、ポットに入ったお茶が冷めないようStövchen シュテーフヒェンというロウソクの火でポットを温める保温台を使っています。ロウソクに火を着けるときは、マッチを使っていました。使い捨てライターを使おうと思ったこともあるのですが、捨てるときの分別が面倒だし、かといってオイルを足しながら使えるライターを買う気もなく……ということで、Stövchenを使い始めてからずっとマッチを使い続けていました。しかし、使っていたマッチがこの数年の間に、様子がおかしくなってきたんです。火を着けると小さく煤[すす]が上がり一瞬で消えるのですが、しばらくするとその煤が降りてくるのかテーブルの上が黒く汚れているこちが増えてきたんです。拭けば問題ないのですが、それでもそれがなんかちょっとイヤで、何とかならないもんかなー、と思っていました。

 ロウソクに火を着けるのにマッチを使うことは個人的にとても気に入っていたのですが、テーブルクロスが汚れるのであれば、マッチはもう使わない方が良いだろうと判断し、買ってきたのが上の写真にある電子ライター Lichtbogen Feuerzeugです。思っていた以上に便利で、買ってよかった!

 電子ライター表面にあるマークで分かるとおり、ドイツのドラッグストアのひとつRossmannのオリジナル商品です。お値段€5,99。付属のUSBケーブル(USB Type-AとMicro USB Type-B)を使えばコンセントから充電ができるスグレモノ。使い方も簡単で、ロックボタンを押しながらスイッチをスライドさせると、アーク放電を行うための二本の突起が出てきて、カチッと音がするまでスライドさせるとプラズマが起こり、これで火が着く、という仕組みです。電子ライターは外で使っても風の影響を受けないそうなので、キャンプ用品でもよく使われているそうですね。

 マッチは木製部分が短くて、場合によっては炎が近すぎて火傷の可能性がありましたが、Rossmannの電子ライターは長さがそこそこあり、必然的にロウソクの芯との距離がある程度保たれるため、火を着けるときに火傷の心配が大幅に減りました。もちろん、マッチを擦って火を灯すときに煤がでなくなったので、テーブルの上が汚れる心配もなくなりましたし、電源が切れたら充電すれば済みますし、使い勝手がよく今の生活にはぴったりな道具だと思っています。
 ただ、何か不測の事態があって電気が使えないときがあるかもしれず、充電の切れた電子ライターは無用の長物となってしまうかもしれません。そんなときのために、やはりアナログなマッチは家に常備しておこうと思います。どっちもあって、どっちもいい。
 
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