2024年のクリスマス


 昨日2024年12月24日は、シュトゥットガルトで迎える初めてのクリスマスイヴでした。つまり、初めてのシュトゥットガルトでのクリスマスミサ! Threadsで教えていただいたのですが、シュトゥットガルトは歴史的にプロテスタントの街なんだそうです。ドイツは西と南はカトリックが優勢なので、シュトゥットガルトもてっきりカトリックの街だと思っていたのに、これは大きな驚きでした。確かに、プロテスタントの教会をたくさん見かけます。しかし、シュトゥットガルトのあるバーデン=ヴュルテンベルク州はカトリックに則った祝日ですし、驚くことに大聖堂がある街でもあるんです。キリスト教的にはかなりねじれまくってて、興味深い! 大聖堂がある街に住むのは、マインツ以来です。大聖堂は街のど真ん中にあります(パッと見、そうと見えない罠)。街には23日まで開かれていたクリスマスマルクトのお店が所狭しとひしめき合っていたのに、大聖堂へ行くのに通りかかったら跡形もなくなっていました。寂しい。

 さて、昨日は21時より大聖堂でクリスマスミサがあったので、夫と行ってきました。初めて入るシュトゥットガルトの大聖堂は内装の装飾も少なく直線的で、祭壇の後ろ描かれた愛嬌のあるキリストの絵がとても印象的でした。こんなに近代的で簡素な造りの大聖堂って初めてです。戦後に再建されただけのことはあります。ちょっとだけですが、ゲッティンゲンでミサに行っていた教会に似ていました。

 ミサと言えば、オルガンの演奏と合唱。信者でない私が、ミサで一番楽しみにしているものです。どちらも素晴らしくて、聴き入ってしまいました。

とくにオルガン演奏。ここのオルガニストさんは、かなりアレンジが現代的で、あんなポップな『きよしこの夜』をクリスマスミサで聞いたのは初めてだったし、ミサ終了後の演奏もぶっ飛んでいて、めちゃくちゃカッコよかった〜! ファンになりそう。

 こうして2024年のクリスマスが終わりました。
 
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