ゲッティンゲンのWochenmarkt
私はヨーロッパに住むようになって、スーパーではなくて市場(マーケット marketまたはマルクト Markt)でも買い物をするようになりました。相対的に見ればスーパーの方がお値段が安い場合が多いですが、実際は野菜・果物が新鮮だったり、スーパーではなかなか買えないものが売っていたりと、マルクトの強みも存分にあります(個人的主観ですが)。最初はスーパーより高いので、購入を躊躇していたのですが、マルクトで購入することの良さに気づいてからは、かなりの頻度で利用していました。いままで住んだドイツの町はどちらも週に3回の市が立っていました。イギリスのケンブリッジは毎日お店が出ていて、そこがちょっと違いましたが、マーケット広場へ行けば新鮮なものが買えるのは一緒でした。
ゲッティンゲンでもWochenmarkt ヴォッヘンマルクト(市のことをこう呼ぶ)があって、会場が住む家から近いことを事前に調べて知っていたので、これに行くことを楽しみにしていました。
中心地からは南側の、建物に囲まれた広場がマルクトの場所です。想像していたよりもたくさんのお店が出ており、9時ごろに行くとけっこうな人出でした。いまの時期はSpargel シュパーゲル(白アスパラガス)があちこちで売られていました。シュパーゲルが大好物な私は、それらを眺めているだけでも気分がハイになります。等級によって値段が違いますが、一番高い等級のものは、茎の直径が3cm近くて驚きました。
こんなにキレイな赤と緑のコントラストがあるラディッシュを見たのは久しぶりです。ルバーブも出ていました(上の写真)。
お花やハーブと言った植物の販売をしているお店もあります。明るい太陽の下で見る花き類はとても綺麗です。
ドイツのマルクトと言えばリンゴです。小ちゃくて美味しそうなリンゴを見ると、つい眺めてしまいます。
今日の戦利品?は、ひと束のグリーンアスパラガスと、立派なシュパーゲル500gです。