いまでも使える旅行ガイドブック

夫と旅行先をどうするか話をしていたときに、とある街はどうかと持ちかけたら興味を持ってくれたので、お互い色々と調べてみることに。そこで私は手持ちのガイドブックを見てみることに。ロンリープラネットの「ドイツ」日本語版。それが上の写真にある本です。
この本は、いわゆる旅行ガイドブックで、ドイツのほぼすべてを網羅してると言っても過言ではないくらいの情報量が詰まっています。総ページ数850ページ以上! 束[つか]を見ればその分厚さ分かると思います。いざとなったら武器になるな。昔はこれを持ってドイツを旅しました。なんせ厚さが辞書並ですからね、重たかったなあ。

各州都の歴史から観光名所はもちろんのこと、そのほかの主要な街の紹介もたっぷりあって、痒いところに手が届く感じで、これでもか!と文字情報で溢れています。日本だと、旅行ガイドブックといえば、真っ先に思い浮かぶのは「地球の歩き方」(ダイヤモンド社……だったのが、2020年からGakkenになっててビックリ!)だと思いますが、私はロンリープラネットの方が好きです。写真がたくさんあって、すぐにでも現地を想像しながら読める楽しさが「地球の歩き方」にはありましたが、文字だけでそっけない印象があるものの、読み物としては圧倒的にロンリープラネット。中身はこんな感じ。地図が載っているくらいで、図版はほとんどなく、代わりにところどころにカラーが数ページあって、そこに写真が載ってるだけ。

そして、日本ではマイナーな場所も載っていたりするので、個人的に信用?度が高いのです(「フィンランド」を見たときに、一時期毎年のように通っていた超絶田舎の村の情報が載っていたのに驚いたことがキッカケ 笑)。
私が持っている「ドイツ」は2004年に出た第4版なので、もう20年以上前のもの。さすがもう古いよな〜と思いつつ、現在住んでいるシュトゥットガルトを見てみたら、いくつかのレストランなどすでに閉店してしまったお店はあるものの、書かれている情報の80%くらいはいまでも現役。この辺はさすがドイツと言わざるを得ない。日本は目まぐるしさを思うとね(二年前に行った渋谷駅周辺は異空間のようだった……もう知ってる渋谷じゃなかった)。

こういうガイドブックって、いま日本ではどんな売れ行きなんだろう。ドイツで書店に行くと、ガイドブック売り場がかなり充実している印象があります。……でも売れてるかは分からない。手に取っている人は結構見かけますが。
いまはインターネットで簡単にただ同然で世界各国の情報が手に入る時代ですが、昔はお金を払って本で得ていたんだよなあ。だからこそ、現地に行くと地図で見ていた平面な街が立体的に捉えられるようになったり、ガイドブックで見た風景写真と同じものかそれ以上を見れたときの感動がありました。あと、ガイドブックは命綱でもありましたね。
