ハンブルクのクリスマスマルクト


 用事があって、今週の月曜日(2022年11月21日)にハンブルクへ行ってきました。この時期のハンブルクといえば、市庁舎前広場で開かれるクリスマスマルクトです。実は、15年くらい前にドイツを旅行してたさいに、立ち寄ったことがあるので、足を運ぶのは今回で2回目。超久しぶりのハンブルクのクリスマスマルクトにワクワクしていました。
 上の写真はマルクトの入り口にある門。約15年前の記憶のままで驚きました。さすがドイツ。ちょうどハンブルクへ行った日が偶然開催初日で、私が到着したのは午後1時前くらいだったのですが、結構たくさんの人で賑わっていました。

 クリスマスマルクトといえば、温かい飲み物。グリューヴァインは欠かせません。お気に入りはGlühwein mit Amaretto アマレット入りの赤のグリューヴァイン。2杯飲みました。カップ類はだいたいどこのクリスマスマルクトでもプファンド Pfand(デポジットのこと)が付いていて、グリューヴァインの表示価格にプファンドがプラスされて販売価格となります。飲み終わったあとカップを返却するとプファンド分が返却されますし、プファンドを払っているので返さず持って帰っても大丈夫なシステムになっています。

引越しのことを考えると、カップ類は返却したいところでしたが……懐かしさもあって、カップを一つだけ持ち帰りました

 市庁舎のすぐ近くにある聖ペトリ教会 Hauptkirche St. Petriでも、教会をぐるっと囲むようにお店が並んでいて、ここでもクリスマスマルクトを楽しめました。ここには、焼きアーモンドを売っているお菓子屋さんがあったので、塩キャラメル味の焼きアーモンドを購入。塩キャラメルの味が強いものとそうでないものとばらつきがあるのが、いとおかしでした。

 同じく市庁舎からすぐ近くにある内アルスター湖 BinnenalsterのJungfernstieg沿いでもWeißerzauber(「白い魔法」とかそんな意味)という名のクリスマスマルクトが開かれていました。これも懐かしい! 白いとんがり屋根のテントが道沿いにズラッと並んでいる姿も、約15年前の記憶のままでした。

 湖そばの木は、高所作業車?を使って飾り付け中でした。

 市庁舎前のマルクトの上で、サンタがそりに乗って飛んでいました。サンタが愛想良く手を振っているのを見て「よくできた機械仕掛けの人形だわ〜」と感心していたら、まさかの本物。そりが地上に戻ったあと、降り立った場所から歩いてきたサンタを見て、本物が乗ってたのかー!と驚愕しました。

写真中央あたりで、手を振っているサンタは、人形ではなく人でした

 暗くなってくると、クリスマスマルクトは本番を迎えます。

 懐かしさでいっぱいになった一日でした。
 
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