一片が大きいの、ドイツのケーキって……
先日、スーパーでの買い物の帰り、同じ建物内に併設されているパン屋さんの前を通りかかりました。朝早かったこともあって、まだ並んだばかりのケーキが目に入ったらどうしても食べたくなったので、買うことに。頼んだものは、Butterkuchen ブッタークーヘン(バターケーキ)。その名前からずっと気になっていたケーキだったので、念願かなっての買い物でした。
こちらでは、ケーキは円を放射状に切ったものだけでなく、7~80×20 cmくらいの長方形になっているものをその場で切り出して販売するものもあります。そのお店のショーケースに並んでいるケーキは後者。ブッタークーヘンを一片くださいと注文したら、その場で切ってくれました。
が、それが異様に大きすぎた。20×20 cmくらいの大きさに切ってそれを袋に入れようとしていたので『そ、それが一片なんですか!?』と慌てて聞いたら『そうよ~。あ、もしかして大きい? この半分にする?』と言われたのでそうお願いして手に入れたのが、上の写真の大きさ(お値段は一片の価格から半額にしてくれた)。これでも20×10 cmくらいあったのでまだまだ大きいですよ……。さらにこの半分でもよかったかもしれない。ドイツでケーキを頼むと、日本で売っているケーキの倍くらいの大きさの一片が出てきて、本当にビックリします(もちろん、お店によりますが)。夫はバターや生クリームといった乳製品が使われているものを食べるとお腹を壊すため、私一人で食べるしかなく、結局二日に分けて食べ切りました。
ただ、このButterkuchen、想像していたのとは全然違うもので、生地がパンみたいだったのです。スポンジがまんまパン。まるで菓子パンさ。上にかけられているソース?はカスタードとアイシングで、これをケーキと呼ぶのがいかにもドイツらしい感じで、思わず笑ってしまいました。作り方によってはStreusel シュトロイゼルをまぶすタイプのがあるそうなので、こちらはもうすこしケーキっぽいのかもしれません。