大人しく寝ている間に過ぎ去ったいろいろについて


 アイツのせいで、いろんな出来事が過ぎ去っていて、気づけばもう11月に入っていました。

 まず、日本への一時帰国。10月23日の週に日本へ向けて出発する予定でしたが、大幅に予定を変更せざるを得なくなってしまいました。一応、いまはコロナ患者でも移動に制限があるわけではありませんが、あの体調だと長時間移動は絶対に無理だったし、何より菌をばら撒きながら移動するのは憚られましたし、私も追って発症してしまったので、当初予定していた便を変更して(計三回も……)出発を延期しました。そこは仕方ないのですが。三週間の滞在だったはずが、一週間も短くなってしまったため、会う予定だった方々にお詫びの連絡を入れる羽目に。

 10月30日は月曜日で、翌日31日が宗教改革記念日で休みだったので、30日はBrückentag(e)(橋の日)でした。今年の10月は、2日も日曜日と祝日に挟まれた月曜日だったので、同じくBrückentag(e)でしたね(下記記事でちょろっと触れています)。30日も町はたくさんの人が行き交っていました。この日、私はマスクをして町を歩いていたのですが、ものすごくたくさんの人とすれ違ったにもかかわらず、私以外でマスクをしている人は誰もいませんでした。

 10月31日は宗教改革記念日で、以前も書きましたが、ニーダーザクセン州にとっては新しい祝日です。ドイツは祝日がすごく多い国ではありませんが(ちなみに、日本は世界的に見ても祝日がめちゃくちゃ多い国です)、こうやって宗教絡みで新たに祝日が増えたりもするんですね。
 31日当日は、前日Brückentagの町の騒々しさと打って変わって、めちゃくちゃ静かな日でした。

 11月1日は万聖節でした。ニーダーザクセン州はただの平日でしたが、州(おもに西側)によっては祝日のところもあります。10月31日を祝日と定めた州が増えたことで、ドイツのほとんどの州は、10月31日か11月1日のどちらかが祝日です。どちらも祝日ではないのは、わずかヘッセン州とベルリンのみ。以前ヘッセン州とラインラント・プファルツ州(11月1日が祝日)の州境に住んでいたとき、橋を渡った向こう側であるラインラント・プファルツの州都マインツは祝日でお店が閉まっているのに対し、住んでいたヘッセンではお店が開いているため、州を越えて買い物に来ている人たちをたくさん見かけました。同じような場所にある町なのに、祝日やら何やらが違ったため、州境って何だか不思議な場所でした。

 こんなようなことをつらつらと考えながら、これでようやく落ち着いて一時帰国を迎えられる……かと思いきや! またちょっとしたごたごた発生。今回の一時帰国は、いろんな出来事が立て続けに起こりまくってて、いままでにない印象深い旅となりそうです。
 
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ 
にほんブログ村 海外生活ブログへ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です