なんとか編みあがりました 〜夏用ハット(ごしょう産業)


 昨日、糸がキツすぎてブリム(ツバ)の模様を編むのがむずかしくなった夏用の帽子ですが、なんとか編みあがりました!


 デンマークの雑貨屋Søstrene Grene ソストレーネ・グレーネが出しているペーパーヤーンとかぎ針を使って、夏用の帽子を編みました。無料パターンです。

夏用ハット(ごしょう産業)


 ブリムに入る前まで、つまり模様を全部、ほどくことになったときはどうなることかと思いました……。結局ブリムは、前回細編みで進めることにして増し目をしながら5段編みました。でもそのとき、このまま全部細編みだけにしてしまうと、本当に上記のパターンを選んだ意味が問われる!と思い、6段目からはパターンの模様編みを取り入れることにしました。そして、キツすぎて編むのがむずかしかった数段をすっ飛ばして最終段へ進み、完成としました。模様が中途半端に終わっているため、ブリムがチューリップハット以上に波打っていますが、これはこれで味、ということにしておきます。写真が悪くて、頭でっかちっぽく見えるかもしれませんが、意外とバランスは悪くない感じです。

 ふー、やっとできた! ここまで長い道のりだった……。
 
 どう編んだのか、自分用に書き残して置きます。かぎ針編みはテキストで書いたことがないし、テキストで書かれたパターンを読んだことがないので、こんな書き方で合っているのか分かりません。あくまでも『自分用メモ』。

◎トップ
 上記パターンどおりに、細編みで13段まで編む(1ブロック13目、計91目)

◎クラウン
 増減なしで、自分の頭頂部から耳の上までの長さを細編みで編む

◎ブリム(細編み)
 2目、増し目、7目、増し目、2目を7回くり返して14目増やす(1ブロック15目、計105目)
 7目、増し目、7目をくり返して7目増やす(1ブロック16目、計112目)
 2目、増し目、13目をくり返して7目増やす(1ブロック17目、計119目)
 9目、増し目、7目をくり返して7目増やす(1ブロック18目、計126目)
 増減なし

◎ブリム(模様編み)
 パターンにあるブリムの模様を5段編む

◎ブリム(縁)
 細編み1目で始め、下の段が鎖編みのときは細編みに、長編みのときは鎖編みにして縁を編んでいく(*細編み2目、鎖編み1目、細編み1目、鎖編み1目、細編み2目、鎖編み1目、細編み1目、鎖編み1目、細編み2目、鎖編み1目* *-*をくり返す)

 実は編み上がった帽子、サイズ調整をしたはずが、まだ私の頭には少し大きい仕上がりとなりました。もしかしたら、トップは12段84目でも大丈夫だったかもしれません。ただ、ぴったりすぎると、かぶったときにおでこに編み目の跡が付くし、そう考えるとちょっと大きくて良かったかもしれません。さすがに風が吹いただけで落ちたり飛んでいかないくらいには、編み直し前よりは頭に合っていると思います。ブリムは長い方がエレガントですが、私にはこれくらいの長さがちょうどいい感じです。

 さて。
 模様編みを少し落ち着かせたいこともあり、ブロッキングしたいのですが、どうするのがいいんでしょうかね、この場合。ペーパーヤーンなので、水に濡らすのに抵抗があったのですが、先日コメントで水に濡れても意外と大丈夫だったことを教えていただいたので、試してみました。編んだものを水に濡らしてみたら、たしかにすぐに破れたりしそうになかったんですよね。なので、水で濡らしてブロッキングしてみようかと思っているのですが、それともアイロンを使った方がいいのか……。かぎ針で編んだ帽子をブロッキングしたことがないので、どうするのが正解なのかがよく分からず、素材のこともあって迷っています。調べてみるか。
 
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