16/03/2025
同じものを作ることができたら……
本格的に編み物をするようになって10年以上が経ち、市販されている手編み風の商品をまったく購入しなくなりました。それと同時に、以前まだ編み物をしていなかったころに購入した、市販の手編み風商品を身に付けなくなりました。『それも編んだの?』と聞かれて、それに答えるのが面倒だったんです。
しかし、この上の写真にあるバッグだけは別。これは手に入れたときからめちゃくちゃ気に入っていて、冬になるとときどき使っていました。本体だけでなく取手にも裏地が付いていて、とても丈夫です。
このバッグは手編みじゃなくて、市販品です。日本にいたときに物々交換会のようなところで手に入れました。鮮やかなピンクが目立っていたこともあって、会場内で真っ先に目に入って手に入れました。たくさんの人がいるなかで、このバッグに手を伸ばす人が誰もいなかったのは幸いだったかもしれません。
ちょっとでも編み物をする人ならば、「これを見て同じものを編めないかなー」と思うのは誰しも経験することだと思います。ハイ、もちろん私もそうです。でも当時は編み物をする時間が全然取れなかったため、早々に諦めてしまいました。でも、いまならできるかも⁉︎ かぎ針編みの練習をせねば……。
実はこのバッグ、ドイツをはじめとするヨーロッパでは使い勝手があまり良くないんです。その理由は、口が大きくて割にマグネットボタン一つで留めるだけ、という大きな隙がありまして……。
なので、どう編むのかを考えて同じものを作ることができたら、その隙を解消したい。そのときは絶対口をファスナーにしようと思っています。