大きなチェス盤と駒と鳥たちと


 先日、夫と散歩をしていた中央駅横の公園内に大きなチェス盤があるのを見つけました。しかも三つ。チェスはドイツ語でdas Schach シャッハと言うようです。ゲッティンゲンに住んでいたとき、お祭りの会場で大きなチェス盤と駒を置いて対戦しているのを一度だけ見かけたことがありましたが、あれはお祭り用のイベントの一つだと思っていました。まさか公園に普通にチェス盤が設置されているとは。しかも私たちが通りかかったときは、盤面三つのうちの二つがちょうど対戦中でした。

 使われていない盤にあった駒を持ち上げてみたら結構軽かったので、風が強いときは転がっちゃうんじゃないか、とか、黙って持っていってしまう人もいるんじゃないか、とか、いろいろと心配ですが、みんな楽しそうにやっていて、日本では見ないおもしろい光景でした。
 
 ここの公園には珍しい鳥も何匹かいました。

 まるで自分たちも人間の仲間、と言わんばかりの顔でしれっと人だかりのところにいたアオサギ。後ろに立っててビックリしたよ。

 餌を食べるのに必死な様子だったエジプトガン。

 そして、ちょうど勝負していた盤上で駒の一つになっていた(ように見えた)マガモ。これはさすがに動かせないのか、対戦者たちもカモを見守っていました。


 
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