我が家には7〜8年くらい前からずっと使い続けているVegeta ヴェゲタ（リンク先：ドイツ語公式サイト）という野菜ベースのブイヨン粉があります。これさえあれば手軽にスープが作れるのでめちゃくちゃ重宝しています。Vegetaはクロアチアの食品メーカーPodravkaという会社が出している調味料で、日本でも紹介されているらしいので（全然知らなかった……）、知っている人も多いかもしれませんね。

　初めてその存在を知ったのは、クロアチアを旅行する直前でした。当時はクロアチアについてほんのちょっとの予備知識しかなかったため、旅前にどういうところなのかを調べていたときに、現地の住む日本人の方のブログで偶然知りました。何にでも使えるまさに『万能調味料』とあって俄然興味が湧き、クロアチア国内ならどこでも簡単に手に入れられるとあったので、旅行中に買い求めてドイツに戻りました。手軽にスープが作れる使い勝手の良さと、ドイツでもわりと手に入れやすかったこともあって（ドイツに戻ってすぐはクロアチア土産だ〜！とウキウキしていたのに、近所のスーパーに売っているのを見つけたときの複雑な心境といったら……笑）、それ以来使い続けています。なお、イギリス在住時もたまたま売っているところを見つけたので買っていたし、Vegetaを知ってからいままで、ほぼ切らしたことがありません。もちろん、現在住んでいるシュトゥットガルトでも同様です。

　先日、街中にあるMarkthalle（マーケットホール）で売られていたので二袋購入したのですが、よく行くスーパーのReweに、何やら見慣れない、でもVegetaの袋が売っているのを発見。このReweの店舗はもともとVegetaの扱いがあったのですが、瓶に入ったものしかなく、袋入りがなぜか置いてなかったんですよね。それでその袋を手に取って見てみたら、これがVegetaの新しいデザインのパッケージなのだと分かったのです（一番上の写真、左が新デザインで、右が旧デザイン）。かなり思い切ったデザイン変更に、最初は同じものであるかが分からず、パッケージに書かれている文字をじっくりと読んでしまいました。新パッケージでも商品名のフォントは変わっていませんが、コック姿をしたおじさんが見違えるほどの変わりようですね。新ではえらくカッコよくなってる（笑）。これからは新パッケージで市場にならぶのかと思うと、旧デザインがより愛おしくなります。いま使っているプラスチックケースのは、これからもVegeta入れとして大事に大事に使っていくことにしよう。

　パッケージにばかり注目しちゃってたけど、さすがに、中身は変わってない、よね……⁉︎
　
　

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