シュトゥットガルトの春祭りFrühlingsfest


 シュトゥットガルトでは、復活祭の前日である2025年4月19日から、ひと月近く開催されるFrühlingsfest 春祭りが始まりました。長くて暗くて寒い冬を乗り越えて迎える春は、どこもかしこも喜びに溢れています。

 20日正午からの復活祭ミサが終わった1時過ぎに、まだまだ外は明るいし、Frühlingsfestってどんな感じなのか、軽い気持ちで散歩がてら行ってみたのですが……あまりの規模の大きさに度肝を抜かれてしまいました。想像していた規模の軽く3倍くらいはあったと思います。これまで行ったことがあるお祭りのなかでは、間違いなく最大規模。とにかく会場内が広い! お店をさーっと通り過ぎて見るだけでも30分くらいはかかりました。

 さすが大きな街は違いますね。
 そして、大きな街ならではなのか分かりませんが、会場内の飲食のお値段も想像以上で、ビール一杯が€10……(うち、€3がプファンド)。レストランで飲むとだいたい€5〜6なので、それよりも高い! 私と夫で計4杯(+軽食)で€50弱くらいかかりました。まあ、こういうところだからこそ楽しいのは分かっているので、それにお金を払ったと思えば致し方あるまい。今度は家から何かつまみになりそうなものを持っていくのがいいかもなあ。

 会場に設置されていた門の内側にあった言葉“Ade,’s war schee”。これは、いわゆる標準ドイツ語ではないので、パッと見ただけでは意味が全然分かりません。ただ、おそらくシュヴァーベン地方の方言で『さようなら』という意味だろうとは思います。家に帰って調べてもハッキリとはしなかったのですが、Ade(e)が『さようなら』、scheeがschön(『素晴らしい』や『美しい』)らしいので、『よき日をありがとう』とかそんな意味でしょうか。今度ドイツ人に聞いてみよう。

 Frühlingsfestは、5月11日まで!
 
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