クリスマスの当日、町の様子と寒さ
クリスマスイヴ、クリスマスと終わり、今日は26日。ドイツでは2. Weihnachtsferientagと呼ばれていて、昨日に引き続き今日も祝日です。イヴはクリスマスミサがある関係で、夜中まで教会の鐘の音がガンガン鳴り響くのですが、クリスマス当日は朝から町がとても静かで、普段外から聞こえてくる車の音や人の声などが一切ありませんでした。クリスマスの朝だなあ、と実感するのはこんなときです。
昨日は夫と散歩に出かけました。せっかくなので、何枚か町中の写真を撮りましたが、普段に比べると全然人がいません。外はもう真っ暗だったので、真夜中か!?と勘違いしてしまいそうになりますが、日本で言うなら夕方の時間です(17時25~30分ごろ)。普段なら人で賑わっている通りばかりなのですが、そのギャップに驚きます。
歩いていたら、運行中のバスと何回かすれ違いました。なかにはサンタ帽(白い縁と白いポンポンが付いた赤い帽子)をかぶっている運転手さんもいて、こういうユーモラスなところが好きです。
この日は、クリスマスだからといって人が少なかったのではないかもしれません。というのも、この日の夕方は外気温が-4℃で、前日に比べるとかなり寒かったからです。それを知ってかなり着込んで外に出たのですが、道は凍っているし(軽く霜があったくらいですが)、吸い込む空気もかなり冷たく、5分もしないうちに体の末端から冷えてきてしまいました。セーターを着てその上に厚手のジャケット、カウル、ボア付きで耳まで隠れる帽子、手袋、毛糸で編んだくつ下という装備でしたが、それでも寒くて、いつも散歩する道を途中で離脱し家に帰ることに。これまで経験した最低気温-2℃ならこれで問題なく耐えられるのですが、-4℃(家に帰るころには-5℃になっていた)だとちょっと無理だった……。
家に入ったときの部屋の暖かさ(24℃くらいはあると思う)にホッとしたのは言うまでもなく、もちろん、すぐにグリューヴァインを作って飲んで冷えた体を温めました。この日は結局、夜中には-9℃まで下がりました。