複雑な味わいの、熱い生姜の飲み物


 先日の土曜日、久しぶりに近所で開かれている市場 Wochenmarktへ行ってきました。必要なものを買ったあとに市場をウロウロしていたら、美味しそうな温かい飲み物が売られていることに気づきました。それが看板の上から2行目に書かれているIngwertrunk(生姜の飲み物)です(上の写真)。この日はお天気は良かったものの、お昼ごろの気温が2℃くらいとかなり寒かったので、体を温めてくれる生姜ジュースは良さそうだと思って購入することに。看板には、「熱くて美味しい/生姜の飲み物/ぶどうとオレンジのジュース、/シナモン、カルダモン、ピメント入り/―自家製―/(以下略)」と書いてあり、どんな味がするのか楽しみでした。

 この飲み物を売っていたお店は、主に自家製のジャムや果汁を販売しているところで、このIngwertrunkをその場で作っていました。私が「一杯ください」と声をかけたときは、ちょうどお店の方が作り足しをしていたときで「いま作っているのを味見してみるから、ちょっと待ってね」と言われたので、作っているところを見ていました。スパイスを寸胴に入れ味見をしたら、ドバドバとお水を入れてまた味見、そして完成したようで、カップに入れて渡してくれました。
 味は、書かれているものすべてを味わえるもので、とても複雑な味わいでした。そしてとっても美味しかった! 生姜ジュースと、ぶどうジュースとオレンジジュースとの組み合わせが意外にもぴったりで、後味でスパイスがピリッときいていました。材料を見ても体にも良さそうだし、なにより美味しくて癖になる!

 家に帰ってから夫にこの飲み物について話をしたら、「いいなーいいなー」と言われました。だったら、夫もマルクトへ行けばいいだけなんですが、なかなか連れ出すのが大変なので、今度自宅で再現してみようかと思っています。シナモンとカルダモンのパウダーは家にありますし、ジュース類はどれも簡単に手に入るし、あとはピメントを探すだけ。近々挑戦してみます。
 
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