バーデン=ヴュルテンベルクのお菓子Wibele

ドイツは州ごとに文化が違うのが普通で、日本で有名なドイツのものが本国では全然知られていないことがままあります。それはある一地方の製品だからかもしれません。それでよく知られているのはバウムクーヘンで、ドイツ人でも知らない人が多いと言われています。
ドイツのいくつかの街に住んできて、これまで一度も見たことがない、シュトゥットガルトで初めて知ったお菓子が、卵白を使って焼く小さなクッキーWibele ヴィベレでした。以前、友人夫婦のお子さんの誕生日パーティーに持って行ったことがあったのですが、マインツ在住のとあるドイツ人はこのお菓子を知りませんでした。
Wibeleはバーデン=ヴュルテンベルク州 Baden-Württembergのハイルブロン=フランケン地域 Region Heilbronn-Franken内にあるLangenburg ランゲンブルクという小さな街で、お菓子職人のWibel ヴィベルさんが作ったのが最初だと言われていて、彼の名前がそのままお菓子の名前になっています(Wibelの最後にeを付けて複数形になってる)。
上の写真は、サッカーのブンデスリーガ1部で活躍中のチーム、VfBシュトゥットガルトのマークが入っているWibeleです。先日中央駅横のビアガーデンに売っていたのを買ってきました。いつも名誉領事事務所で開かれる文化カフェでいただくか、プレゼントに買うくらいで、自分で買って食べたことがありませんでした。
これ、一つ一つは1 cmくらいの大きさしかありません。二つくらいくっついているのが一般的らしいですが、この袋に入っていたほとんどは一つずつに分かれていました。卵白と小麦粉と砂糖を使っている焼き菓子なので仕上がりが結構堅くてガリガリした食感で、噛むとじんわりと甘さが広がって、これがとても美味しくてクセになります。Wibeleをキライな人はいないんじゃないかなあ。
お土産としても良さそうなので、次に一時帰国するときには買って帰ろうと考えています。一時帰国にお土産選びは毎回悩むのですが、こういう分かりやすい地方特産品があると、お土産選びがグッと楽になります。