緊急警報 Emergency Alarmのテスト
本日（2022年12月8日）、連邦政府の市民防護・災害救援庁 Bundesamt für Bevölkerungsschutz und Katastrophenhilfeから発せられる緊急警報のテストが、予定通り11時ごろに実施されました。すっかり忘れて過ごしていたので、急に自分のスマートフォンから聞いたこともないものすごい音でアラームが鳴り始めて、驚きのあまり飛び上がってしまいました。
これは、今後緊急事態や災害の差し迫りや拡大があった場合、携帯電話へ国からの警報が届くとのことで、今回はそのテストとしてドイツ全土で実施されたものでした。これは、各自のスマートフォンに送信されただけでなく、町のどこかにあるであろう警報器からも警報音が同時刻に鳴り響いていました。当時、窓を締め切った家のなかにいたのですが、外からうっすら警報音が聞こえてきたので窓を開けてみると、たくさんの音が鳴っていました。ちょっと異様な雰囲気ではありましたが、あくまでもテスト。
ドイツは日本のような大きな地震が起こる可能性はほとんどありませんが、自然災害がない国ではありません。ここ最近の甚大な自然災害と言えば、昨年2021年7月に発生した記録的豪雨による大洪水で、ドイツを含む西ヨーロッパで多くの方が亡くなったのは記憶に新しいです。
こういった自体に備えるため、行われたのが今回の緊急警報テストなのでした。ちなみに、スマートフォンに届いたメッセージは、英語とドイツ語の両方でした。
2022年11月16日に、今日のテストを行うことが書かれたSMSが私のスマートフォンに届きました（下記画像）。
Twitterでちらほらとこのメッセージを受け取っていたドイツ在住者の方々がいらっしゃったので、自分のところにも届いて良かったと安心していたのですが、夫にはなかなか届きませんでした。あとで確認してみたら11月30日に同じ内容のメッセージが届いていたようです。このタイムラグは一体何なのか。
そして今日、10時59分にアラームを受信。でも、私のスマートフォンだけ。夫のはうんともすんとも鳴っていませんでした。なんで！？ 夫の番号も役所に届けてあるはずなのに。これはかなり不安です。私が一緒に行動しているときはいいのですが、基本的に平日の昼間は別行動をしていることがほとんどです。もし夫が一人でいるときにこの警報が発せられたのに、夫が気づかなかったら……と思うと不安すぎる。対策を考えておかねば。
