W杯2022はアルゼンチンが優勝!


 昨日2022年12月18日日曜日、ドイツ時間16時からW杯決勝戦、アルゼンチン対フランスの試合がありました。結果は、アルゼンチンの優勝で終わりました。

 アルゼンチンはグループステージ以来のディ・マリアの先発にトキメキが止まらなかった一方で、フランスは攻撃陣に変化もなくちょっぴりがっかり。試合開始直後からアルゼンチンがかなり優勢で進められ、フランスはアルゼンチンにいいように翻弄されていた感じでした。21分、デンベレのマークを引き離しペナルティエリアに入ったディ・マリアを止めるべく、デンベレがファウルをしてアルゼンチンがPKを獲得。これをメッシが決めて先制点。その後、ウパメカノのミスからアルゼンチンのカウンター(ここで出たメッシの魔法のようなパスにシビれた)で、ドリブルで持ち込んでシュートに行くかと思ったマック・アリスターが左を走っていたディ・マリアにパスを出してこれを決めて追加点。これはこのままアルゼンチン優勝か!?と思った瞬間でもありました。
 でもここでフランスが動く。41分という早い段階で、デンベレとジルーを、コロ・ムアニとテュラム(二人ともブンデスの選手!)に交代。ここで少し流れが変わる予感がありながらも、そのまま45分+7分を終えてハーフタイムに。
 試合再開後、フランスに勝機がないまま終わってしまうのかと思いきや、この日大活躍だったディ・マリアを64分で下げてしまい、アクーニャが入りました。ディ・マリアを下げるのが早すぎじゃ?と考えていたら、71分でフランスがテオ・エルナンデスとグリーズマンを下げて、カマヴィンガと私が大好きな選手のコマンが投入され、試合の流れがガラリと変わり、だんだんとフランスがチャンスを作れるように。前半に投入されたコロ・ムアニがドリブルでペナルティエリアに持ち上がったところを、オタメンディが肩を掴んで体を入れようとしてファウル。80分にフランスがPKを獲得し、これをンバッペが決めて2-1に。その後すぐの81分、ンバッペがヘッドで落としたボールをテュラムがフワッと上げて、それをンバッペがノートラップのボレーを決めて2-2に。明らかにフランスの交代が功を奏して、まさかの同点。そして勝負は決まらないまま延長戦へ。108分、キーパーのロリスが弾いたボールをメッシが押し込んで3点目。残り12分、さすがにこれはアルゼンチンが勝つか!?と思って見ていたら、116分にンバッペが蹴ったボールが体を後ろに向けたモンティエルの腕に当たり、ここでフランスはPK獲得、ンバッペがこれを決めて3-3の同点再び。フランス、粘り強い! そのまま試合は終わり、PK戦で勝敗を決めることに。フランスは二人目のキッカーだったコマンの蹴ったボールがキーパーに弾かれてしまい、チュアメニもボールがポストに当たってしまう不運。結果、ミスがなかったアルゼンチンが優勝となりました。

 メッシはいろんなタイトルを獲っているにもかかわらず、唯一W杯だけ持っていなかったのですが、これでようやくタイトルが揃いましたよね。サッカーファンならきっと誰もが見たかったであろう、メッシのW杯優勝を見れて大満足。

 コマンが投入された71分からは、それまでとは違ってフランスの動きがよくなりましたが、個人的には、それはコマンの活躍によるものだと思っています。ハッキリ言って、なぜ毎試合コマンが先発じゃなかったのかが疑問だったし、不満でした。決勝戦はコマンが先発だったら、結果が違ったものになってた可能性は高かっただろうとも思います。いまとなっては、言っても詮無いことですけどね。
 決勝でグリーズマンと交代で入り、いつものウイングではなく、インサイドハーフのような位置で幅広く動くコマンを初めて見て、彼の可能性はまだまだあるんだと思ったら、本当にうれしかったなあ! バイエルンでの今後の活躍が、もっともっと楽しみになりました。PKは残念だったけど、落ち込まないでほしいなあ。
 
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