購入した付け替え針評 ~Vario Nadelspitzen Designholz Signal


 くつ下を編むのに夢中で、しばらく放置していた二つのセーターの続きを編もうと思ったら、どちらでも3,50mm針を使う必要がありました。しかし、持っている3,50mm針は一組だけ。先に使っていた方はいいとしても、もう片方は針がなくて編めない状態で、これでセーターを編むのが止まっていたことを思い出し、ならば、購入しようと近所の毛糸屋さんへ針を買いに行ってきました。
 そこはKnitProの針を扱っているので、木製の人気針シンフォニーウッド Symphonieを購入するき満々で入店したのですが、短い針しかなくってガックリ。ちょうどお店の人が声をかけてくれたので、付け替えできる3,50mm針を探していると言ったら、上の写真にあるKnitProとLana Grossaの提携商品であるDesignholz Signalを勧めてくれました。KnitProというと、前述したシンフォニーウッドのマルチカラーの針がよく知られていると思いますが、Designholz Signalは木の部分は単色で、根本の金具はピンクゴールドっぽい色と、見た目が全然違います。でも、作りはほぼ同じように見えます。実物を見ていないので分かりませんが、針のサイズによって色も違うみたいです。Lana Grossaのウェブサイトにあるカタログが見られますので、そちらでサイズごとの色を確認することができます(9ページにあります)。

Lana Grossa Nadelsortiment 2022(カタログへ直に飛びます)
 
 私がセーターなどを編むときに普段使っている輪針は、アメリカのKnit Picksで購入したCaspianという木製の付け替え針です。

 Knit PicksとKnitProはもとは同じメーカーで、Knit Picksはアメリカ国内向け、KnitProはアメリカ国外向けという違いがあるだけで、商品の作りはほぼ同じ仕様です。つまり、Knit PicksのケーブルにKnitProの針を付けることが可能なのです。
 ということで、購入したDesignholz SignalをKnit Picksのケーブルに付けてみました。一本がちょっと付けにくかったですが、使う分には問題なさそうです。そういえば、KnitProの付け替え針は不具合がとーっても多いので、購入したらすぐにケーブルにつなげられるかを確認した方が良い、ってよく言いますよね。今回のは、閉めにくいけど無事つなげることができているし、まあ、これなら不具合とは言えないかな。

 もともと持っていたKnit Picksの3,50mm針と簡単に比較してみました。Knit Picksは全長12cmでしたが、Designholz Signalは全長11,6mmで、ほんの少しだけ短かくなっていました。針先に向けて細くなるところや針先はほとんど同じだったので、長さが0,4mm違うくらいなら、違和感なく使うことができそうです。

 実際にセーターを編み始めていますが、相変わらず手触りが柔らかくて、とても編みやすい針です。ケーブルと針とのつなぎ目が少々心配でしたが、引っかかりがまったくなくって、目の送りが快適なのもステキ。お気に入りとなりました。3,50mm針って使うことが地味に多くて『いつかもう一組買おう』とずっと思っていたのですが、ようやく購入できて良かった!

 以前書いた使用針についての記事もご参考までに。


 
 新しい針とともに、セーター編みを進めようと思います! 久しぶりのメリヤスの海へゴー!
 
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