ハノーファーで開かれていたinfa kreativ Messe 2023へ行ってきました
先々週の土曜日(2023年10月14日)から、ニーダーザクセンの州都ハノーファーでinfaという、とても大きな見本市(メッセ Messe)が開かれていました。その内容は多岐にわたっていて、ライフスタイル、ファッション、リビング、クリスマス、グルメなどなどのさまざまなジャンルのブースが出展。そのなかで、先週の金曜日から日曜日(2023年10月20~22日)にかけての三日間は、infa kreativと銘打ったクラフト・手芸関連の見本市が開催されることを知ったので、それに行ってきました。もちろん、目当ては毛糸・編み物商品です。ドイツでこういうメッセに参戦するのは初めて。
◎infa kreativ 2023(Hannover Messe)
ハノーファー中央駅から地下鉄U-Bahn 8で、20分弱行ったところにあるMesse/Nordという駅があり、その目の前にあるHannover Messeが今回の会場でした。
入場料(€16)を払っていざ中へ入ってみると、まー、広い広い! ハノーファーのメッセは、世界規模と言われていますが、その名に違わぬ広さでめちゃくちゃ驚きました。そのなかでinfaはホール19から25までの全7ホールで同時に開催されていて、とても大規模な見本市だということがよく分かりました。あまりにも広すぎて、入り口から会場のホールまでめっちゃ歩いた。
入場したのがちょうどお昼時だったこともあってか、入ってすぐのところにあったフード・トラック・プラザ Food Truck Plazaが大盛況でした。
そして、infa kreativの会場だったホール25に到着。小さな入り口からなかへ入ると、想像以上に人が多いし、みんな熱心に会場を見て回っていて、熱気もすごかったです(おかげで会場のなかが暑かった~)。
毛糸関係のブースは固まっていたので、まずはその辺りをじっくりと見ていきました。そんななかで、販売している毛糸を実際に試し編みをすることができるブースがいくつかあったのは、個人的には目からウロコでした。ものを見て買うことが自分にとっては普通だったので、あまりそのことについて深く考えたことはありませんでしたが、よく考えてみれば、糸をただ見るのと編んでみるのとでは印象が変わることがよくあることを思い出しました。こういう試し編みができるのはすごくいいですね。『こういうところで試し編みができるのはよくあること、普通』だったらすみません……。
もちろん、手芸は編み物だけではありません。布地やそれの関連商品を扱っているブースもたくさん出ていましたし、写真には撮りませんでしたが各種メーカーのミシンを展示しているブースもあったり、作り手が自分の作品を売るブースもあったりと、ジャンルも多岐にわたっていて、人はめちゃくちゃ多かったですが、一つ一つゆっくり見れてすごく楽しかった~。
そんななか、日本の企業も。私も大好きなペンメーカーのPentel! まさかここでPentelに出会えるとは……! ヨーロッパに来てからは、文具の新商品をまったくチェックできていないので(実は、日本にいたときは大の文具好きだったので、新作は必ずチェックしていました。日本の文具のレベルは世界一だと思う!)詳細は分かりませんでしたが、たくさんの商品の試し書きができるとあってか、とくに若い女性たちで人だかりができていました。
ひときわ大きく人だかりが出来ていたのが、ここ最近話題になっているCricut(ドイツ語サイト)のブースでした。私がこれを初めて見たのは1~2年前のInstagramででしたが、いろんな機種があることをこのブースでの紹介で知りました。紙類はもちろんのこと、布にも印刷できるらしくて、すごく楽しそうな道具! そりゃ、こういう見本市に来てる人たちが興味を惹かれないわけがない。
毛糸以外はわりとサクッと見ただけでしたが、いろんなものがあってハンドクラフト好きにはたまらない空間でした。
関係ないですが、infa kreativの会場だったホール25と隣のホール24は壁もなく隣り合っていたのですが、ホール24ではイタリア料理にかんするメッセが開かれていて、そこはかとなく美味しそうな香りが会場を包んでいたのも印象的でした(笑)。おかげでお腹が空いてしかたなかったよー。
画像が思ったよりも多くなっちゃったので、購入したものは別の投稿で書こうと思います。