Lana Grossaの付け替え用回転式ケーブルVario Nadelseil Silber 360° drehbarはケーブルの質が最高に良い


 先日毛糸屋さんで、店頭に並び始めてからずっと気になっていたLana Grossaの輪針用回転式ケーブル、Vario Nadelseil Silber 360° drehbarの100 cmを購入しました(本当は80 cmが欲しかったけど、たまたま在庫がなかった)。そして、これがめちゃくちゃ使いやすくてすぐに虜となりました。

 袋から出してみたら、ケーブルがEdelstahl ステンレススチール(英語のspecial steelのこと。日本語だと「特殊鋼」と言うらしい……独和辞典より)製のツイストロープになっていて驚きました。ケーブルは透明な素材が分からない何かに保護されていて、そのおかげでツルツルと滑りがとーっても良いです。

 そしてこのケーブルの最大の特徴は、商品名Vario Nadelseil Silber 360° drehbarにあるとおり、360度回る回転式です(360° drehbarは「360度回転式」という意味)。別のメーカーの360度回転する付け替え式ではない輪針を持っていましたが、付け替え式で回転するケーブルというのは初めてです。

写真だと分かりづらいですが、ケーブルとの切り替え部分がくるくると回ります

 
 ケーブル自体はしなやかでもあり、弾力性もあってしっかりしているという印象を持ちました。そして一番の感激ポイントは、丸めておいても全然癖がつかないこと。すばらしい! 使っていくうちに癖がついちゃうかもしれませんが、回転式であることと、ケーブルの弾力性、目の滑りの良さで許せちゃいそうです。
 下の写真左はKnitProのZingシリーズの輪針で、左が今回購入したVario Nadelseil Silber 360° drehbarです。

 輪針のケーブルは、いつも丸めてケースに収納しています。それぞれをケースから出して広げてみたら、Zingシリーズの輪針はケーブルに輪の癖がついてしまっていて、ケーブルをまっすぐにすることができませんでした。

しかし、Vario Nadelseil Silber 360° drehbarはきれいに伸ばして置くことができたのです。買ったばかりだからかな?とも思いましたが、袋から取り出したままで撮った一番上の写真からも分かるように、ケーブルを丸めた状態で袋に入っていたので、これはやはり癖がつかないということなのではないでしょうか。

 今回くつ下のVeeraを編むのにさっそく使ってみているのですが、編んでいるときにケーブルが丸まることもないし、目がスルスルと滑りやすいし、回転式なのでねじれもないし、こんなに扱いやすくてケーブルさばきが楽だとは思いもよりませんでした。まったくストレスがなくてビックリです。ただ、一つだけ難点を言えば、回転する部分の金具にちょっとした溝があるため、針へ目を移動させるときにちょっとだけ引っかかることがあることでしょうか。でも、個人的には些細なことだと思っています。

 ちなみに、Lana Grossaの商品は、KnitProの商品をメーカー名を変えて販売しているため、このケーブルは手持ちのKnitProの針ならどれと合わせても使うことができました。

 最初は回転式であることにしか注目していませんでしたが、予想外にケーブルの質が良くって、これは購入して本当に良かった! また、同メーカーのSymphony Woodとの組み合わせが抜群すぎて、いま持っている付け替え用ケーブルを全部Vario Nadelseil Silber 360° drehbarに買い変えてしまいそうな勢いです。
 
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