Ilaria Shirt（1目ゴム編み版）未完
先日編み上がったIlaria Shirt（1目ゴム編み版）。意気揚々とブロッキングをし、ようやく乾いたので、いつものようにHand Knittedのラベルを縫い付けようと準備までしました。さあ始めようかと思った瞬間、編み上がったときの違和感がムクムクと頭をもたげてきたので、それを解消するためにも試着をしてしばらく過ごしてみることにしました。そして決めました。これは完成させるのをやめよう、ほどいて編み直そう、と。理由は二つ。
一番懸念していた肩周りはまずまずでした。ですが、首から肩までの距離が長いせいで、着ていて二つの違和感が出てきました。まずひとつは脇の下。首から肩までが長くなったことで、それがそのまま脇の下が低い位置にズレることになってしまい、着ると脇の下に空間ができて体にまったく合っていませんでした。もうひとつは、首周りが上に詰まっているからか、着たばかりのときはいいのですが、着続けているとだんだんとしっくりこなくなってきたのです。
こういった違和感が一つだけでも着なくなるっていうのに、それが二つもあれば、ほどくには十分な理由です。試着してみて正解でした。
ということで、全部ほどきます。また同じものを編むつもりですが、いまは同じものをすぐに編む気力がまったくわかないので、いずれ編もうと思います。いつか分かんないけど。
それにしても、全部をほどくことは別になんとも思わないのですが、自分の見通しの甘さや計画性のなさを見事に表している結末になってしまった、と落ち込みます……。イギリスゴム編みを1目ゴム編みにするだけで、簡単に編みかえることができるでしょ～と思っていましたが、よくよく構造を考えてみればそんなワケないと分かります。全然駄目だったわ。ハハハ。はあ……悲しい。
せっかく編んだのに着ないと余計もったいないですもんね。
私も違和感感じながら相当編んで挙句解くのはよくありますが。靴下ぐらいならまだしもセーターですからね、、。
こう編むのにはちゃんと理由があるって事ですね。
また別の作品に生まれ変わるのを楽しみにしています。
ゆかりさん、コメントありがとうございます。
お優しいコメントに、荒んでいた気持ちがほぐれました！
そうなんです、せっかく編んだのに着ないというのは、個人的にはナシなので、ほどくしかないかな、と……。編んでいるときに違和感を覚えるというのは、やっぱりなにかしら予感が働くんでしょうかね。
今回はセーターを編んだので（まだ半袖で良かった……笑）、ほどくのも結構労力がいるため、近々は無理かもしれませんが、そのうちとりかかろうと思います。