シュトゥットガルトを一望できるGöhkopfに建つBismarckturm
いま住んでいるアパートは、中心街にまあまあ近い高台にあります。アパートから街を広く見下ろすことができるほど高いところにあるのですが、そこからさらに高いところには、Bismarckturm ビスマルクトゥルム(「ビスマルクの塔」)が建っています。実はそれが部屋から見えて、越してきたときから気になっていたので、歩いて行ってみました。我が家からは徒歩30分ほど。
途中かなり急な階段をいくつか上っていったため、塔に到着するころには息切れしていましたが、そこにはシュトゥットガルトの街が一望できる素晴らしい眺めが待っていました。
11月に上ったKarlshöhe(下記記事)は一番高いところで344 mもあるそうなので、結構な高台だと思っていましたが、そんなの全然目じゃない。
Bismarckturmは409,5 mなんだとか。Karlshöheより66 mも高いこと驚き。それならこの眺めも納得。
そもそもBismarckturmは、シュトゥットガルト工科大学(現在のシュトゥットガルト大学)の学生有志たちが資金を集めて建てたもので、1904年に完成して以来シュトゥットガルトの街を見下ろしています。できてから数年はこの塔の上でかなり大きな記念塔で、その存在はとても迫力があります。アパートの部屋から見えるのはこの塔で、近くで見るとあまりの大きさに驚いてしまいました。
シュトゥットガルトの「ビスマルクの塔」は、下記ページに詳細がありました。このサイトは、ドイツ全土にあるBismarkturmの写真と解説を読むことができます。
https://www.bismarcktuerme.net/stuttgart
日曜日はこの塔を上ることもできるらしく、さらに20 mほど高い塔の上から見る360度の景色はさぞ美しいことだろうと思います。機会があれば上ってみたいなあ。
「ビスマルクの塔」の情報が書かれている上のウェブサイトによると、塔はドイツだけでなく、オーストリア、デンマーク、フランス、チェコ、ポーランド、ロシア、ヨーロッパ以外だとカメルーン、タンザニア、パプアニューギニア、チリにもあるらしく、ビスマルクがいかに偉大だったのかが伺えます。すごいな、ビスマルク。
ビスマルクはゲッティンゲン大学で学ぶためにゲッティンゲンに一年半ほど住んでいたことがあるので(下記記事)、ゲッティンゲンにも塔があるかと思って調べてみたら、二つもあるみたい。知らなかったので、行ったことないです。残念。
シュトゥットガルトの街の反対側も、遠くまで見渡すことができます。
このように、かなり高いところから街を見下ろせるところってなかなかないので、ここはシュトゥットガルトの良い観光スポットなのかもしれません。
Bismarkturm Stuttgart
Am Bismarckturm 35, 70192 Stuttgart
- Stadtmitteのバス停Rotebühlplatzから、43番バスのPragsattel行きに乗ってFeuerbacher Weg下車、徒歩約12分
- シュトゥットガルト中央駅から、地下鉄U5のKillesberg行きに乗ってKillesberg下車、徒歩約19分