冬にビールを外で冷やすときの注意


 先日、日本にいる家族とSkypeで話していたとき、日本の気温が8℃と聞いて、何その暖かさ……と思わず言ってしまいました。そんなシュトゥットガルトは、午前11時現在で気温が-2℃。めちゃくちゃ良いお天気で、久しぶりに太陽が照っていますが、気温は-2℃。まあまあ寒いです。

 我が家は二人ともビール好きなので、ビールをよく買います。冷えてるビールは、夏でも冬でも最高に美味しくて好き。

 外気温がこんな感じなので、いまの寒い時期は冷蔵庫ではなく、天然の冷蔵場所であるテラスでビールを冷やしています。
 いまの部屋は入居前に内見できずに決めたため、どんな部屋かが分かっていなかったのですが、初めて入ったときにテラスがあることを二人で大喜びしました。そして最初に考えたことは『冬はテラスでビールが冷やせる』ということ。ゲッティンゲンで住んでいた部屋は日本式の1階で中庭に面していましたが、入居者たちが(結構多い)よく行き来するため、外にビールを置いておけなかったんですよね。いまは誰にも気兼ねすることなくテラスにビールが置けるのがうれしい。そして、寒さがビールを冷やしてくれるので、飲むたびにその恩恵に預かっていました。

 ただ、寒すぎる中にずっと置きっぱなしにしておくのは良くない、と思うことがありました。
 先日外気温が-6℃くらいだったことがありました。家の中にいると、寒さに気づかないんですよね。ドイツの家は機密性が高くて、部屋にいると外の気温がまったく分からないので、ことあるごとに天気のアプリを見て気温を気にしてるため、外が-6℃であることは知っていました。その日は、食事のあとにビールを飲もうとテラスにある瓶を取りに出て、いつもよりひときわ寒いことに驚きました。急いで瓶を手に部屋に入って、いつものようにビールを飲んだら違和感が。-6℃に晒されていたビールは、アルコールと水が分離したような独特でイヤーな感じの味がちょっとだけしたんです。冷凍庫に入れて凍ってしまったビールの味を彷彿とさせました。なんてこったい。寒すぎるとこんなことが起こるのか、と慌ててケースごと部屋に入れました。

 いくら外が寒いからって、あまりにも寒すぎる日はビール瓶をずーっと外に置きっぱなしにしない方がいいことを学びました。寒すぎるときは部屋に入れておき、飲むちょっと前に瓶をテラスに置いて冷やす、というのが良さそうです。冬にビールを美味しくいただくコツですね。

 いやいや、なんのこっちゃ。
 
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