丈が長くなるのはいいけど、やっぱり糸が足りなさそう ~Siena


 前開きベストのSienaですが、先日の投稿で丈のことを書きました。

パターンでは、袖下から24 cmという短さで裾のゴム編みに入ると書かれているのですが、ゴム編みは4 cmとあるので、計28 cm。短い……。自分の好きな丈の長さだとゴム編みすら始まっていないよ。なので、丈を長くするために、現在身ごろをモリモリ編んでいるところです。


 フィンランドのニットデザイナーJonna Hietalaさんデザインによる、トップダウンで編む前開きのベストSienaを編んでいます。もともとはイタリア?のmYakというところが出したパターンだそうですが、一時期Laine Publishingでも販売されていました(現在はRavelryのみで販売)。

 Sienaのパターンが販売されているRavelryページは↓こちら。

 mYakのSienaページ(毛糸のみの販売)は↓こちら。


 丈を長くするのはいいとして、問題は袖周りのゴム編みと身ごろの首周りと前立てです。これを同じ糸で編めるのかが本格的に気になり始めました。身ごろだけで糸が終わっちゃいそうなんですよね。
 このベストでは、ダブルニット・ボタンバンドというInterweaveで紹介されている方法で首周りと前立てを編むよう書かれています。このベストを気に入った点というのが、まさに前立てがゴム編みでなくメリヤスだったところだったので、個人的にはここがこのパターンの一番のハイライト。なのに糸が足りないかもとはこれいかに。

 なお、ダブルニットとは、いわゆる日本語の袋編みのこと(でいいと思うのですが……)。これで前立てを編むと、編み地がしっかりしたものになるようです。前から一度試してみたいと思っていて、それで書かれているパターンをいくつか買ってあるのですが、まだ試したことはなく今回が初めて。Sienaでは、先に前立てを必要な長さだけ編んでおいて、あとで身ごろと縫い合わせる方法(Interweaveで紹介されている方法で、パターンにリンクがはってある)が書かれていますが、縁から目を拾って前立てを編むのと同時に身ごろに編み付けていく方法(私が初めて見たのはこちら)もあり、私は後者でやろうと思っています。
 この前立てはしっかりした編み地だというのがおそらく最大の特徴なのではないかと思うのですが、難点があるとすれば、身ごろの縁に対して直角に付くゴム編みの前立てと比べて、(やったことがないので想像ですが)使用する糸の量が多いことかもしれません。いまの残り量だと、はっきり言って絶望的。

 となると、別の糸を使うことを考えなければなりません。ハイ、もちろん考えています。実は足りなさそうだと気づいたとき(下記記事を書いたころ)からずーっとずーっと考えています。

 どのメーカーの糸を使うかはだいたい決まっているので、あとはどの色にするかだけ。明るすぎない落ち着いた濃いピンクに合う色って何でしょうかねえ。あまり対比の強い色にはしたくない。でも似たような色だとおもしろ味がない。うーん、なにか良いアイディアがないものかなあ。

 ……こんなことを逡巡しながら、身ごろを編んでいます。おかげでなかなか決まりません。何もせずにこのことだけをじっくり考える時間が必要。早く決めないと。
 
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