脇に穴ができないようにするには(最近よくやっているやり方) ~Elisabeth Blouse
足りなかった毛糸を追加購入してからちょっと時間が経ってしまいましたが、ようやくElisabeth Blouseの袖に取りかかりました。まずは右袖です。
デンマークのPetiteKnit(リンク先:Ravelry)デザインによる襟付きのセーターElisabeth Blouseを編んでいます。なお、パターンタイトルにあるblouseは『ブラウス、ジャケット、仕事着、作業着』(英辞郎 on the Webより)という意味ですが、ここでは便宜的にセーターと呼んでいます。
Elisabeth Blouseのパターンは↓こちら(リンク先: Ravelry)。
袖はどちらから編むとか、あんまり考えたことがありません。袖について考えるのは、身ごろを先に編むか袖を先に編むか、くらい。まあ、どちらでも良いってことで。
トップダウンで編むセーターの場合、ヨークが編み終わったあとに袖と身ごろとを分け、基本的に袖の目は休めておきます。再開するさいは休めておいた目を針にとり、たいていは身ごろを編むさいに袖の下に当たる部分で作り目をしているので、そこからも目を拾って袖を編んでいきます。個人的にはここが袖を編むさいの一番のキモ、だと思っています。どう目を拾うかを気をつけないと、脇の下の左右二か所で穴ができてしまいます。以前書いた記事(下記)で、どんな穴ができてしまうのか写真を載せています。
上記記事でも、脇の下に穴が開かないようにするにはどうしたらいいのかを紹介する動画を載せていますが、このやり方よりもさらに簡単にできるのがPetiteKnitで紹介している、Kimmie Munkholmさんの動画Avoid hole at startup on sleeve(『袖の編み始めで穴が開くのを防ぐ』とかそんな意味。ドイツ語だとMaschenaufnahme am Armausschnitt)です。上記記事の二つの動画もKimmieさんの動画も、穴が開かないようにするために目を拾う場所は同じなのですが、Kimmieさんのやり方はよりシンプルな手順のため、これを知ってからはずっとKimmieさんのやり方で袖を編み始めるようにしています。