ゲッティンゲンのロックダウン、さらに緩和されました


 昨日31日月曜日に、スーパーへ買い物に出掛けたとき、ちょっとした違和感に気づきました。いつもCovid-19のRapid testを受けるために行列ができていたApotheke アポテケ(薬局)から、行列が消えていました。「今日は月曜日だから空いてるのかな?」と思っていたのですが、買い物からの帰り、あるお店の前でディスプレイを見ていたら、私の後ろから来た女性がそのままお店にスッと入っていきました。そのときに、「そういえばここのお店って、いつもは中に入るのを待つ列ができていたなあ」(店舗の広さで中に入れる人数を制限していたため、いつも外に短い列ができていたのです)と思い出し、店舗入り口を見たら、それまで入店の予約が必要であることを伝える貼り紙があったのに、それがなくなっていたのです。「もしかして!」と足早に家に帰り調べてみたら、ゲッティンゲンはロックダウン緩和が、5月31日月曜日からもう一段階進んでいたことが分かりました。

 前回のロックダウン緩和が約二週間前。

 ワクチン接種率が30%を超えると、顕著に新規感染者数が減るようなのですが、このときにすでに摂取率は30%を超えていました。そのためか、順調に下がってきていたのですね。

 ニーダーザクセン州のウェブサイトによると、人口10万人あたりの感染者率の7日間平均がかなり下がり、ゲッティンゲンは22,1(2021年5月31日現在)と、すごい下りっぷり。35を下回っていました。そして、人口10万人あたりの感染発生率が35以下で適用される次の段階の緩和となったわけですね。

 これまでは、飲食店で食事をするには、Rapid testで陰性を証明しなければ入れませんでしたが、証明なしに飲食店で食事ができるようになりました。夫と私にとってはこれが重要(食いしん坊なので……)。そのほか、ワクチン接種者は制限なしに人との接触が可能になったり、学校や学童は通常通り再開となったり、いろいろあった制限がかなり緩くなりました。外出時はまだマスク着用をしなければなりませんが、それでも着実にマスクをしないで過ごせる日常へと向かっているのかと思うと、とってもうれしい。イギリスから来たばかりのころは、ドイツのあまり意味のなさそうな制限ばかりの生活にうんざりしていたのが嘘みたいです。

 ここ最近は雨がほとんど降らず、晴天が続いており、ヨーロッパらしいとても良い気候に恵まれています。これからが一年で一番良い季節。思う存分楽しみたいです。


 
 ところで、このブログを開設してから一年が経ちました。いままでやったことがないことに挑戦しようと、毎日更新を自分に課し、途中挫けそうになることもありましたが、何とか毎日更新し続けることができました。また一年、毎日更新できるようがんばろうと思います。
 
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ 

2件のコメント

  • yukaさん、ブログ一年記念日おめでとうございます。毎日更新ってすごいことですよ。おかげで楽しませていただいてます。ありがとうございます。
    ロックダウンの緩和、やっぱりワクチンとともに変化していきますね。そのあたりきちんとクリアにやられていますね、さすがドイツ。

    今日は少し段ボールを作り、趣味の編み物縫物やら化粧品関係をつめました。疲れたのでブログみてストレス解消です。( ̄∇ ̄;)

    • マカロンさん、いつもコメントありがとうございます。
      超ものぐさな私が一年も毎日ブログを書き続けられたのは、編み物への情熱があったからかもしれません。いつも読んでくださって、本当にありがとうございます。
      ワクチン接種が始まってからは、イギリスの急速な感染者減少にも驚きましたが、ドイツも同じような結果が出ているので、本当に良かったです。日本にいる実母が近々ワクチン接種を受けることになり、遅まきながら日本も接種が少しずつ進んでいるのを見て、早く接種が広まればいいなと思っています。
      さっそく梱包作業が始まったのですね。怪我をなさったり、疲れから体調を崩されませんように。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です