ドイツの編み物パターンサイト Makerist(メイカリスト)


 先日、次に編むセーターやカーディガンのパターンを探すつもりでPinterestを見ていたら、気になったパターンがあったので大元のページへ行ってみました。すると、そこはMakerist メイカリストと呼ばれる手芸のパターンを販売するポータルサイトでした。縫い物、編み物、刺繍などのさまざまな作品がダウンロード販売されていて、編み物も結構な数のパターンがあったので、自分への備忘録として書いておこうと思います。

 サイト名のMakeristというのは、英語のMaker(製作者)とArtist(アーティスト)という二語から作られた言葉で、手作りと創造性の組み合わせからすばらしいものを作り出していこう、という願いを込めて付けられた名前だそうです。

 編み物のパターンを販売しているサイトというと、真っ先にRavelryを思い浮かべます。Ravelryは編み物のSNS(ソーシャルネットワークサービス)という面もありますが、Makeristはドイツ発のパターンの販売サイト、というだけであり、SNSの機能は一切ありません。

 さて中身ですが、自分が一番興味のある棒編みだけに絞って見てみました。
 トップページの上にあるSTRICKEN | HÄKELN | STICKEN(編み物、かぎ針、刺繍)にマウスを乗せると、下にSTRICKANLEITUNGEN(編み物パターン)が表示されます。これをクリックすると、棒編み用のパターン一覧が表示されます。

 左にはカテゴリーが並んでいて、たとえば、セーターならPullover、手袋ならHandschuheなどをクリックすると、種類別にパターンが表示されます。さらにここから細かくフィルターをかけていくなら、上に表示されている、Suchen(検索)、Schwierigkeit(難易度)、Zielgruppe(ターゲットグループ)、Designer(デザイナー)、Sale(セールになっているパターン)、Sprache(言語)で絞り込んでいくと、該当のパターンが表示されるようになっています。

 それにしても、販売されているパターンが思っていたよりもかなり多くて、とても驚きました。セーターだけでも1,000以上もパターンがあるんですから、結構な数字ですよね。用意されている言語は、ほとんどがドイツ語のパターンで、英語も用意しているパターンが少しある、という割合です。

 そのため、日本人でこのサイトを使う人は限られるでしょうが、デザインもなかなか素敵なものも多いので、眺めるのは楽しいと思います。ただ、販売をメインにしているからか、フリーのパターンというのは見つかりませんでした(個人的に、そこがちょっと残念)。

 いまやパターンのダウンロード販売は一般的になりましたが、今後もこういったサイトはどんどん増えていくのかもしれませんね。
 
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