センチだけでなくインチにも対応したメジャーをやっと入手!


 ゲッティンゲンで毛糸を販売している場所は、何も手芸店や毛糸専門店だけではありません。以前、Rossmannというドラッグストアで毛糸が販売されていたので購入したことを書きましたが(下記記事)、そのほかにも大型スーパーなどでも販売されていることは、ドイツではよくある風景です。

 毛糸が売っていそうなお店はだいたい行ったと思っていたのですが、一か所だけまだ行ったことがなかったところがあることに気づきました。それはデパートのKarstadt カーシュタットです。
 私が以前ドイツに住んでいたころ(2014~2018年)は、ドイツには全国展開をしているデパートが2社ありました。それがこのKarstadtと、ドイツのデパート最大手だったGaleria Kaufhof ガレリア・カウフホフでした。競合会社だった2社は、2019年に共同名で運営されるようになり、2020年には正式に合併し、現在はGALERIA Karstadt Kaufhof GmbHという社名で経営されています。
 Karstadtが単体で運営されていたころ、私はこのデパートの手芸売り場が大好きで、よく見に行っていました。なぜなら、売り場面積が広かったのと、Kaufhofと比べても品数が多かったからです。
 
 前置きが長くなりました。
 ゲッティンゲンには旧Karstadtがあり、一人で歩いていたときに前を通りかかり、ゲッティンゲンではまだ一度も入ったことがなかったことを思い出したので、入ってみることにしました。そういえば、2社が合併されてから入るのは初めて。合併されてから売り場が変わってしまっている可能性もあったため、あまり期待せずに手芸売り場を目指しました。しかし、手芸売り場はまさに記憶にあるKarstadtのそれで、毛糸の種類もなかなか多く歓喜。さっそく売り場の端から端までじっくりと見て回りました。

 毛糸を見終えたあと、生地を見ていたら、たまたま目に入ったのが数種類のメジャーでした。イギリスに住み始めたころからセンチだけでなくインチにも対応したものが欲しかったので、ダメ元で確認してみたら、目の前にあったではないですか。これは買いだと購入を即決。小売希望価格が€7,05のところ、セール中で20%引きの€5,64で買えたのはラッキーでした。
 購入したのは、ドイツのHoechstmass ヘヒストマスというメーカーのPicco Decorシリーズのうちの一つ、ミシン柄です。

 メジャーにはナスカンが付いています。編み物をしているときにはあまり必要はありませんが、頻繁にメジャーを使う人には便利な付属物だと思います。

 いままで使っていたメジャーは、日本にいる家族が小学生のころに購入した裁縫道具のうちの一つで、ン十年ものです。二つを並べてみると、新しい方はかなり小さいです。ナスカンがあったとしても、手に持った感じが全然違いました。

 テープの表はセンチ表記で、裏がインチ表記になっています。

 これで、パターンにインチしか書かれていなくても、このメジャーを見ればどれくらいの長さになるのかがすぐに分かりますし、わざわざセンチに直さずに編み進めることができるようになりました。うれしい。
 そして、これまで使っていた白いメジャーは、裁縫箱へ戻ることになりました。いままでありがとう。
 
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