今年の7月30日にアップした記事で、夫が働く大学のそばに景色がとてもきれいに見える道があるからと連れて行ってもらったことを書きました。そこはHellewegという、隣町まで続く、車が通らない細い道です。そのときの記事は↓こちら。

『明るい道』という名の道

　先日、夫が働く大学のそばにすごく良い景色のところがあるから、と連れて行ってもらいました。そこは、Robert-Koch-Str.を北上し、Stumpfe Eicheをさらに北へ進んだところにあるHellewegという細い道でした。意味は明るい道。ストレート！　車は入れないため、普段から自転車で走っている人やラニングや散歩をしている人がとても多いのだそうです。両脇にある広大な畑をトラックが耕していて砂埃がすごかったため、あまり遠くまで進めませんでしたが、短い時間ながらも楽しい散歩となりました。ちなみに、Hellewegを北上し続けると、...

　昨日土曜日（2021年11月6日）はお天気が良かったこともあり、夫と自転車で再びHellewegを通って隣町のBovendenを目指して行ってきました。夏とはまた違った景色が広がっていて、その美しさに感動しました。お天気とは裏腹に、風が強く少し寒かったのですが、Hellewegを歩いている人たち、自転車で行き来する人たちが結構多かったです。

　夏は緑の木々に囲まれた道が、現在は紅葉した葉が落ちてアスファルトを覆っていました。

　随分と低い位置に太陽があり日が沈みそうですが、これでも15時ごろです。

　夏に行ったときは、畑を耕すトラクターが巻き上げる砂埃がひどく、すぐに引き返してしまい先へ進めなかったのですが、今回は問題なく進めました。夏に行けなかった先で見ることができた景色は本当に美しかったです。この日は風が少し強かったので、雲が薄く模様を描き出していました。体感温度は7℃か8℃くらいだったと思います。自転車に乗るのに手袋が必須でした。

　上の写真にも写っていますが、Bovendenを走っていて見えてきたお城です。こんなところにお城があるなんて知らなかった！　ここはBurg Plesse プレッセ城という名前で、現在はレストランが併設されていて、景色を楽しみながら食事ができるようです。もしいまが夏だったら、絶対にお城まで行ってビールを飲んでいたと思います。冬でも行けばいいんですけどね。

　お城の近くまで行きましたが、まだまだ距離があります。今回はここまでとし、『お城でビール』はまたの機会にしよう、ということになりました。

　お城を尻目に引き返すことにしました。ここまで来るのに、自宅から自転車で30分くらい。時間にすると大したことはないのですが、Hellewegは起伏がかなりあったため、自転車を漕ぐのが本当に本当に大変でした。変速できる自転車じゃなかったら、もっと手前で引き返していたと思います。

　ゲッティンゲンを離れて30分でこんなに景色がきれいなところに行けるのがうれしい。