EUでは、2021年4月から、EU域外からの輸入条件に関しての規制が厳しくなりました（リンク先：農林水産省）。たとえば日本にいる家族がこちらへ送ってくれていた日本らしい食材（出汁や味噌、海苔、ふりかけなど）は規制対象となり、受取人がお金を払って受け取れればラッキー、最悪の場合は送り主へ送り返されてしまいます。そのため、個人的に日本から輸入することが難しくなりました。そうなると、ますますEU圏で日本食材を扱うお店の需要が高まっていると思います。少なくとも我が家はそうで、普段だったらあまり行かないであろうアジアンショップへ、頻繁に足を運ぶようになりました。

　そんななか、日本の食材を輸入し扱っている、しかも日本語だけで買い物ができるオンラインショップを見つけ、利用してみることにしました。このときの印象がとても良かったのです。その理由は、とにかく梱包がとても丁寧なのです。ヨーロッパでこんなに丁寧な梱包に出会ったのは初めてでした。以前、イギリスに住んでいたときにお米を購入していたアジア系スーパーのお店から送られてくる荷物は、毎度毎度ダンボール箱がボロボロで届きました（これは輸送業者も悪いかもしれないけど）。お米の袋がただそのまま箱に入っているだけのじつに簡素なものでした。
　しかし、今回利用したお店から届いた荷物は、まず箱が潰れてない。それだけでも大感動。ものすごく丈夫なダンボールに、これでもかとテープが巻かれ頑丈になっていて、そこにラップで巻かれたお米の袋に、緩衝材まで入っていたのです。あまりにも丁寧。

　そのお店は、購入時にチップをつけられるようになっているので、二回めの注文となった今回は、丁寧な梱包へのお礼のつもりで、少しだけですがチップをつけて購入しました。スタッフのみなさん、本当にありがとう。

　利用したお店はDear foodsというところです。

Dear foods

日本食をドイツで購入するには『Dear foods』。皆様が慣れ親しむ日本品質のホスピタリティで、ドイツに住むあなたの元へ食材をお届けいたします。