ゲッティンゲン(ニーダーザクセン州)の現在のコロナ規制について


 3月で3Gルールが撤廃されて以降、飲食店や小売業、ディスコ、クラブ、ホテルなどの宿泊施設といった規制が厳しかったところも、すべて制限がなくなりました。しかし、同じころにマスク着用義務が緩和されたからか(病院や介護施設、公共交通機関などでは着用義務継続中)、一時期は少なかったコロナ陽性者が増えている事実があります。それでも、3Gルールの復活やマスク着用について再び厳しくなることはなく、お年を召した方々やアジア系の方々などを除き、屋内でもマスクをしない人がかなり多くなりました。現在は、密閉された空間や人が多い場所などではマスクをすることを「推奨」という形になっています(すべて2022年7月19日現在)。

 さて、3Gルールが撤廃されて以降、コロナの迅速テスト Schnelltestが先日から再び有料化されました。しかしそれは一部のみで、医療系施設(病院、リハビリ施設などなど)で治療を受ける人、または訪問者は、無料で受けることができると名言されています。→Corona-Vorschriften(リンク先:Niedersachsen.de)

 実は諸事情でUMG(Universitätsmedizin Göttingen、ゲッティンゲン大学病院)に用事があって行くので、近所のテストセンターで迅速テストを受けてきました。受ける前は、どうやって病院へ行くことを証明すればいいんだろう?と不思議に思ったのですが、受付で「病院へ行きたいのでテストを受けたい」と言うだけでOKでした。どうやら自己申告制のようです(ゆるい)。

–* 2022年7月21日追記 *–

 この自己申告については、担当する人によって対応が違うことが分かりました(やっぱりね)。
 同じ場所に後日、再びテストを受けに行ったとき、初めて受けたときと同じく「病院へ行きたいから」と言ったら病院へ行く証明を出すよう言われました。「先日受けたときは、同じ理由を言っただけで無料で受けられたけど」と答えたら、今回はいいけど次からは病院へ行く証明書を持ってきてと言われました。ただ訪問しているだけなので、いったいどこでそんなものをもらえばいいのか。

–* 追記ここまで *–

このときに受付では、自分の身分証明書(私はパスポートを提示)、住所、電話番号、結果をメールアドレスで受け取るかその場で受け取るか(私はメールアドレスで受け取ることにしたので、メールアドレスを申告)を聞かれただけで、あとは迅速テストを受け、『結果はメールアドレスに届くからね~』と言われて終了。支払いも発生せず、でした。そして20分後に陰性が証明されました。

上の方に太字でNegativ(陰性)と書かれている証明書。PDF化されているのでそのまま印刷もできます。この結果はCorona-Warn-Appというアプリに保存することも可能ですが、私はその手続をしなかったため、アプリに保存することができませんでした

 
 ちょっと前までは、病院へ行くのに予約が必要だったりとかなり手続きが面倒だったようですが、いまはテストを受け陰性を証明するだけで病院へ入ることができるようになったので、以前のことを思えばずいぶん病院へ行きやすくなったのだと思います。
 
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