叔母宅で、出かける支度をしていたとき、ふと目に留まったのが上の写真の級数表なんですが……なぜ叔母宅にあったのか謎。

　いまはAdobeのInDesignといったレイアウトデザインソフトで紙面をデザインすることができるようになりましたが、2000年ごろはまだそんなに使われておらず、写植がメインで使用されていました。私も仕事で写植を使っていたことがあるのですが、この級数表を使って文字の大きさ、字送り、行送りなどを測ったりしていました。しかし、私が実際に使用したのは二年くらいだったでしょうか。すぐにレイアウトデザインソフトに取って変わられて、写植はだんだんと使われなくなってしまいました。私が使ったのは、その最後のころだったというワケです。わずかな時間ではありましたが、写植を使うことができたのは良い経験だったと思っています。

　懐かしくて思わず写真を撮ってしまいました。