今日から待降節(アドヴェント)


 今日2022年11月27日は、クリスマスの四週間前にあたり、今日から待降節、つまりアドヴェント期間が始まります。そして今日が最初の日曜日、第一主日です。

 ドイツでは、クッキーを大量に焼いてそれらを箱に入れてクリスマスまでの四週間、ちょっとずつ食べたり、シュトレンをちょっとずつ食べる習慣があったりします。そして、Adventskranz アドヴェントクランツ(Kranzとは、花や葉っぱ、枝などで作られた輪、つまりリースのこと)と呼ばれる、四本のキャンドルが立つ常緑樹の葉を用いたリースを用意し、毎週日曜日(第一~第四主日)にキャンドルに火を灯していきます。

 ヨーロッパに住み始めて9回目(回数だけは立派だ……)のクリスマスとなりますが、これまであまりちゃんとした(?)待降節を過ごしたことがありません。夫がカトリック信者なので、クリスマスや復活祭といったその日までのイベントをちゃんとやった方がいいのか聞いたことがあり、その答えが「教会へ行くこと以外はとくに何もしなくていい」とのことだったので、やっているのを見て楽しむことはあっても、我が家でそれをすることはほとんどなかったのです。
 しかし、今年は何となく、「せっかくだし、ちゃんとクリスマスまでの待降節を、ドイツの習慣を真似てやってみようかなあ」と思い立ち、アドヴェントクランツを買い、お菓子を作ってみました。上の写真は、左上はロックケーキ、右上はアドヴェントクランツ、下の四つの入れ物は、豆乳で作ったプリンです。

 ロックケーキはイギリスのお菓子ですが、簡単に作れるし、作り慣れているので、まあいいか、と。今回はバニラエクストラクトがなかったので普段使わないVanillezucker バニラ砂糖を使い、また普通のバターだと夫がお腹を壊してしまうので脂肪分をカットしたバターを使ってみました。でも、それがよくなかったのかわかりませんが、思ったような生地にならず、ちょっと失敗……。

ロックケーキの作り方は以前ブログに書いたことがあります。

 アドヴェントクランツは、準備するのが直前だったこともあって、ほとんど売り切れてしまっており、キャンドルが一つだけのものしか手に入りませんでした。本来なら四本あるはずのキャンドルが一本なのはどうなのか?とは思いつつ、これはこれでいいか、と。ちなみに、以前イギリスで手作りしたアドヴェントクランツをブログに載せたことがあります。

 豆乳のプリンは……完全に気まぐれで作りました。ネットで何かを探していたさいに、たまたま見かけたプリンの写真を見たら、そういえばここ何年も食べてないことに気づいて作ることにしました。夫が乳製品でお腹を壊すので、牛乳や生クリームをやめて、豆乳にしました。美味しいかどうかは食べてみないとわかりません。

 そして、12月に入ったらアドヴェントカレンダーを開いていこうと思っています。
 
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