ゲッティンゲンの路線図


 最近めっきり寒くなってきたこともあって、自転車移動がちょっとだけ億劫になってきました。自転車は気軽にどこへでも出かけられるので便利ですが、寒くなってくると防寒対策をしないと大変なことになるので、そこがちょっと面倒とも言えるかもしれません。
 そうなると、移動は公共交通機関を利用することが増えます(たぶん)。

 ゲッティンゲンは小さな町なので、トラムはありませんが、その代わりにバスが何線も走っています。普段はめったにバスには乗らないのですが、一時期バスを頻繁に利用していたときがありました。それは夫の手術後、毎日入院先の大学病院へ通っていたときです。自転車でも簡単に行ける距離ではありましたが、そのころはドイツ全土で利用可能な€9チケットを持っていたため、バス利用が手軽だったのです。
 しかし、利用したことがないと、どのバスがどこへ行くのかも分からなかったので、初めて使うときはGoogle Mapで最寄りのバス停を確認していました。こういうことができるので、最近は本当に便利になりましたよね。昔、ドイツを一人旅したころはそんな便利なものはなく、ドイツへ行く前にネットで細かく調べあげてそれを頼りに移動していましたが(だから、予期してないことが起きたときには軽くパニックに……)、いまはネット環境があれば下調べもそんなにしなくて大丈夫ですもんね。
 話を戻します。どのバスがどこへ行くのかを知るためには、路線図が必要です。これさえあれば、何番のバスに乗って行けばいいのかが分かるので安心です。紙でも配っているかもしれませんが、ネットでも簡単に見つけることができます。下記はGöttinger Verkehrsbetriebe GmbH(略してGöVB)、ゲッティンゲン交通局のサイト内にある、バスの路線図です。Liniennetzplan schematisch 路線概略図と、Liniennetzplan mit Stadtplan 路線図と市街地図の二つが用意されています(どちらもPDFファイル)。

 私はこれをスマートフォンのローカルへ入れておいて、ネットができない環境でも開けるようにしています。
 ドイツで初めての町へ行くときなど、(町の規模にもよりますが)路線図があると便利なことがあります。そういうときは、町の名前とLiniennetz(路線図)で検索すると簡単に見つかるので、覚えておくといいかも。用意されているのはたいていPDFファイルなので、あらかじめ調べておいて、スマートフォンへ保存しておくと移動が捗ること間違いなし。以前住んでいた町でもバスがメインの公共交通機関だったため、これをやっておいてバスをめちゃくちゃ使いこなしていました。そうなると、いろんなところへ行けるようになるので、行動範囲も広がるし、いろいろと楽しくなってくる不思議。あと、路線図って眺めてるだけでも楽しいですよね。好きです。
 
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