キャンバス地のエコバッグを修繕


 ドイツではエコバッグを持ち歩くのが普通で、そこかしこでエコバッグが売られています。それはまるでエコバッグ天国。一時期はいろんなところで布やナイロンのエコバッグを購入し使っていました。

 なかでもお気に入りなのは、BioスーパーAlnatura(アルナチュラ)のバッグで、エコバッグにしては珍しく、そこそこ厚手のキャンバス地でできています。大きくてとても使い勝手がよく、しかも厚手なのが気に入って、一時期はどこで買い物をするにもこれを持ち歩いていました。
 ところが、あるとき何かの拍子に生地が小さく破けているのに気づいたのです(おそらく、角張った箱を入れていたときに、その角をどこかで布ごとこすってしまった模様)。最初はそれも味かと放っておいたのですが、少しずつほつれてきてちょっとずつ穴も大きくなっていってるような気が。でももちろん、捨てるなんて選択肢はなかったので、修繕しようと思っていました。そう思うものの、どんどん時間ばかりが過ぎていき、いつしかこのバッグを使う機会も減って、ずーっとポールハンガーにかかったままでした。
 でも先日、このままじゃいかん!と一念発起。この空いた穴を修繕することにしました。やり方は、穴に合わせて布を裏側に置き、穴の周りをかがるように縫っていく方法です。ソストレーネ・グレーネで布と刺繍糸を購入して、これを使うことに。

 まずは空いた穴よりも大きめに布をカットし、裏側でまち針を使って押さえます。

 穴よりも外周が大きくなるようにしつけ糸で縫い付けます。

 空いていた穴のせいで、布のほつれがわさわさとしていたので、かがるのに邪魔にならないくらい、それらを短く切ります。

 穴にあてた布とのバランスを考えて、刺繍糸の色を選びます(選んだのは、一番右の色)。今回は修繕するのがキャンバス地で少し厚めの生地だったので、糸は5本どりにしました。

  穴の外周をかがりつつ、裏からあてた布も一緒にすくって縫っていきます。結果、変な形になってしまいましたが、キニシナイーイ。

 かがり終わったら、裏返してあて布を縫い目より少し大きめに切ります。これだけだとあて布がほつれてきてしまうので、あて布の周囲をブランケットステッチでかがります。このとき、表に響かないよう、キャンバス地も一緒にすくいながら縫っておきます。

 表に返して、しつけ糸を取ったら完成~。

 薄い布一枚で修繕しているため、頑丈さには少々心許ないですが、なかなかかわいくできたので自己満足しています。こんなに簡単にできるなら、もっと早く直しておけばよかったな~。
 
 ところで! 3年前にこのブログKnit up!を始めて、本日3周年を迎えることができました。ワーイワーイ! 思えば何でも三日坊主だった私が、いつ挫折するかと思って始めたブログが、まさか毎日更新し続けて3年も経っちゃっただなんてー! 自分でもビックリしています。ときには内容がうっすいときもあったので、これからはもっと内容を充実していけるようがんばって運営していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 
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