株式会社新美のネルソン・クロシェ ~叔母から譲り受けたもの 2


 叔母が持っていた糸を見ていたときに、紺の地に金色の文字のラベルがよく目立っていたのが、このネルソン・クロシェという名前の糸でした。色ごとにバラバラに収納されていたのですが、このラベルのおかげで全部をひとまとまりにすることができ、この量ならセーターやカーディガンが編めそうだと思いもらってきました。

 この糸についていろいろと調べてみたのですが、残念ながら詳細がほとんど分かりませんでした。ラベルの後ろには、NIIMI CO., LTD.という社名と住所が書かれていましたが、現在はその住所にこの会社は見つからず。唯一分かったのは、日本語表記だと社名が株式会社新美だということくらいで、社名で調べてみても詳細が出てこないんですよね……。かなりキレイな状態だったので新しめの糸かと思いましたが、ネットで検索できないほど古い会社の糸なんだろうか。

 糸自体は、タスマニアン・ポロワースというオーストラリアのタスマニア島で飼育されているポリワース種と呼ばれる羊からとれる糸を使用しているとかで、ふかふかした触り心地。発色もきれい。ゲージを見ると、棒針で5〜7号(3,6〜4,2 mm)で17〜18目とあるので、WorstedやAranくらいの太さでしょうか。

 まだこれで何を編むかは決めていませんが、WorstedやAranくらい太い糸だと、何を編んだらいいのかかなり迷います。糸を見たときに思ったセーターかカーディガンを編むつもりでパターンを探してみようかな。

 叔母から譲り受けたものは下記記事でも紹介しています。


 
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2件のコメント

  • いつも楽しく拝読しております。たくさん、ご指摘あると思われますが、
    大阪市で東区+南区→中央区へ移行されたのが平成元年(1989年)です。
    https://www.city.osaka.lg.jp/chuo/page/0000444241.html
    ですから、少なくとも34年以上前の糸のようですね。

    • 渡辺さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
      ご指摘ありがとうございます! 東区と南区の合区があって住所が変わっていることはまったく気づいていませんでした。住所を検索していたときに、『東区南船場』と入力して「あれ、船場って東区だったっけ……?」と違和感があったのですが、あまり深く考えていませんでした。私が大阪に住んでいたときは、南船場がすでに中央区だったことを渡辺さんのコメントで思い出し、違和感の正体が分かりました!
      おっしゃるように、少なくとも34年以上前の糸なんですね。ちょっとクラシカルなデザインのラベルではあるけど、見た目が全然古臭くないので、そんなに前のものだという事実に驚いています。

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