冬が本気出してきた


 ここ数日、ゲッティンゲンはかなり寒いです。室内のハイツング(暖房)を最大にしていても、窓のそばにいると開けていなくても寒くて体が冷えるため、自分で編んだ毛糸のくつ下は必須です。

 その寒さもあってか、毎日のように雪がちょっと降ってはうっすら積もって止み、昼間にある程度溶けて、また夜になるとちょっと雪が降ってはうっすら積もって止んで……をくり返しています。昨日(2023年12月2日土曜日)はそこそこ降っていましたが、あんまり積もっていなかったので大して気にしていませんでした。しかし、ドイツの広範囲で雪が降ったみたいで、とくにドイツ南部は大雪の影響で交通が完全に麻痺していたようです(巻き込まれてしまった方、お疲れさまです……)。この日に行われる予定だったサッカーの試合、バイエルン・ミュンヘン対ウニオン・ベルリンの試合が大雪(Schneechaosって書いてあった)のため延期になりました。ドイツ全土に発せられる気象の注意報を受信できるアプリDWD WarnWetterを見てみたら、バイエルン州辺りで大雪が降っていることを示していて真っ赤っか。そりゃ試合は中止・延期にもなるわね……。

2023年12月2日は、ドイツ全土で雪または異常低温や路面凍結の注意報が発せられていました

 
 ドイツの新聞Tagesspiegelに上がっていた記事で、ドイツ各地(ミュンヘン多め)の雪によるカオスっぷりが写真で見られます。これを見たら、ゲッティンゲンの雪なんてカワイイもんです。

Deutschland versinkt im Neuschnee :Das Winterchaos in Bildern(リンク先:Tagesspiegel)
 
 いま住んでいるアパートの管理人さんが今朝、雪かきをしていました。そういえば、ドイツでは家の周りの雪かきは義務なんですよね。雪が積もったさいに、もし家の前や周りの歩道を雪かきしないままでいて、誰かが滑って転んだりと事故があった場合、雪かきをしていなかった家が責任を取らなければならないし、場合によっては損害賠償で訴えられる可能性もあったりと、かなり厳しい罰則があります。雪かきにかんする規則もあったりします。幸い、これまで自分たちで雪かきをしなければならなかったことはなかったのですが、雪が積もり始めるといつも雪かきのことを考えてしまいます。
 
 それにしても、だ。今年は夏がなかなか終わらず、いつまでも暑い・暖かい日が続いていたのに、11月に入って急激に寒くなって一気に真冬へと変わりました。この変わりようったら、まるで掌返しかのよう。あの暑かった日々はいったいどこへ行ってしまったのか。

 アパートの中庭は平和だ……。ただ、この中庭、雪だけでなく雨でも滑りやすいので、歩くときはかなり慎重になりますが。


  
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