こんな年末年始を過ごしました


 昨年(2023年)12月31日は日曜日、今年1月1日は祝日月曜日で連休だったので、昨年最後の買い物は12月30日土曜日にまとめてするしかありませんでした。

 以前はお節もどきを作ることに固執していましたが、材料がなかなか集められないことが続いたため、2022年から元旦はちらし寿司を作るようになって、こりゃ簡単でいい!とすっかり手抜きに。でも、これならドイツのスーパーで簡単に手に入るものばかりで作れるので、本当に便利。
 大晦日(ドイツ語ではSilvester ジルベスター)は、お昼ごろから元旦に食べる料理の仕込みを始めました。といっても手間はほとんどかかっていません。唯一、まあ手間だったかな?というのは、いくらの醤油漬けでしょうか。ドイツでもいくらの瓶詰めは手に入りますが、そのままだと醤油漬けにするとかなり生臭いものが出来上がるし、薄皮もいっぱい入っているし、食感も悪いので、一度瓶からいくらを取り出してぬるま湯で洗って、薄皮と臭みをとってから醤油漬けにしています。このいくらを洗うというのが結構めんどいですが、出来上がりのことを考えると、どうしてもこの一手間は省けない。黙々とやりました。
 そして今回、人生で初めてローストビーフ(もどき)を作りました。このレシピは漫画の『きのう何食べた?』(よしながふみ著、講談社)9巻に掲載されている佳代子さんの『超かんたんローストビーフ』です。一度作ってみたかったんだよねー! やってみて分かった、本当に超かんたんでした。そして出来上がりもなかなかだったと思います。

 仕込みが終わって一息ついたころ(夕方)からともなると、まだらではあるものの、花火が上がっているような音が響き始めました。もちろん本番は年が明けてからなのですが、明ける前だと「ちょっと気が早いんじゃないの~?」なんて思って聞いています。
 そして新年が明けると、町のあちこちからものすごい数の花火を上げる音が響いてきました。今年もちょっとだけ外へ見に行きました。

 この年始の花火を上げているのは普通の人たちで、花火師が上げているわけじゃありません。そのため、こういうときは、花火を上げている人たちに近づかないことが定石です。程度の差はあるものの、相手は火薬を持っているワケですからね。花火を向けられたりでもしたら大事故につながるかもしれません。

 年が明けた1月1日のお昼ごろから食事の準備をし、NHKオンデマンドで見られるようになっていた紅白歌合戦を見ながら、新年のお祝いをしました。今回の紅白はすごかったな~。見て良かった!

 こんな年末年始を過ごしていました。いまは、すでに放送済みのウィーン・フィルのニューイヤーコンサート Neujahrskonzert(リンク先:ZDF)を見ながらこの記事を書いています。今年はアントン・ブルックナーの生誕200年の記念年。ウィーン・フィルがニューイヤーコンサートで初めてブルックナーを取り上げたことだし(ブルックナーはオーストリア出身だからかな?)、今年はブルックナーを聴く機会が増えるかも。あとで久しぶりに大好きな交響曲第8番でも聴こうかな。

 さーて、ドイツは今日2日から通常運転となります。今日からまた編み物を再開するぞー。
 
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