カレッジを見学 ~Pembroke College


 昨日アップロードした「ホーキング博士の住んだ家」と同じ日(17日月曜日)に、ケンブリッジに数あるカレッジのなかの、ペンブルック・カレッジ Pembroke Collegeを見学しました。

 今回は写真が多いです。ペンブルック所属のフェローの方に案内していただいたので、結構くわしく書いています。

 上の写真は、カレッジに入ってから見える風景です。真ん中に芝生があり、その周りにいろんな建物が建っています。向かって右がカレッジ内のチャペルです。
 下の写真は、チャペルの前に建って撮った写真です。

 カレッジのチャペル内です。
 チャペルが作られたのは17世紀で、カッレジの中でもっとも美しい建物と言われています。簡素で、でも可憐な内装にうっとり。

 しかし、後年になって、一部を付け足してしまいました(下の写真は、その付け足されたところ)。そのため、同じ建物の中なのに、そこだけまったく違う建物のようです。なお、一番上の写真の向かって右にあるチャペルの壁の色が違います。白い壁の部分(建物左側)が新しく付け足したところだとはっきり分かります。

 チャペル内の木の机には、たくさんの落書きが掘られていますが、古いものだと1780年代のものがありました(本当にその年代のものかは確証はありませんが……)。意外と綺麗な書体で掘っているのに、思わず笑ってしまいました。

 教会を出て、カレッジの奥へ入っていくと、カレッジの図書館があります。

 図書館の前には、Pittと名前のある銅像が建っています。この人は、わずか24歳でイギリスの首相に就いたウィリアム・ピット William Pittです。この人はPembroke College出身の著名人の一人で、カレッジ内のあらゆるところにピットの胸像などがありました。

 さらに奥へ進んでいくと、ペンブルック・カレッジと学術交流協定を結んでいる日本大学の名前が冠されたThe Nihon University Wingがあり、その裏には日本庭園を模した庭がありました。

 カレッジ内には、たくさんの植物が植わっています。直前の雷雨もあって、太陽の光を存分に浴びて、輝いていました。



 どこのカレッジにも必ずあるのが日時計なのだそうです。いくつかのカレッジを見学していますが、気づきませんでした……。
 ペンブルックの日時計は小さくてシンプルですね。
 今度から気をつけて日時計を探してみようと思います。

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