ホーキング博士の住んだ家

 1209年に創設されたケンブリッジ大学は、現在までに数多くの著名人を輩出してきました。ケンブリッジに住んでいると、そういった方たちの名前をいろんなところで見聞きします。
 昨今では理論物理学者のスティーヴン・ホーキング Stephen William Hawking 博士がよく知られた方でしょうか。昨日8月17日に、ホーキング博士ゆかりの場所を通りかかったので、写真におさめてきました。

 フィッツウィリアム・ミュージアム The Fitzwilliam Museumのあるトランピントン通り Trumpington StをCity Centreへ進んで行きます。すると、左手にLittle St Mary’s Churchという教会が見えてきます。そのまま教会を通り過ぎてすぐに左へ入ると、少なくとも1300年からあると言われている小さな道Little St Mary’s Laneがあります。

 ここには、古そうでちょっと興味深い外観の建物がいくつか並んでいて、そのうちの一つである6 Little St Mary’s Laneに、ホーキング博士と最初の奥さまが住んでいました。下記の写真、緑色のドアがそうです。

 1階(日本でいう2階)を見上げてみると、壁には青海波の模様が描かれています。窓がいくつか開いていましたが、人が住んでいる気配はありませんでした。

 ちなみに、ホーキング博士が住んでいた建物の横(5 Little St Mary’s Lane)は、ハーフムーン The Half Moon というパブでした。もともとはトランピントン通りに構えていたホテルがこちらに移ったのだとか。しかし、1971年には廃業してしまったようで、ホーキング博士がここを利用していたかどうかは分かりません。いまでも看板の三日月は掛けられたままです(下の写真赤い矢印の先)。

 6 Little St Mary’s Laneのお隣、7 Little St Mary’s Laneのドアには、小さなキツネがいました。

 ホーキング博士は、その後体調が悪化したこともあって、Little St Mary’s LaneからWest Roadへ引越しをしています。

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