魔女の一撃で泣きっ面に蜂

 先日、編み物のやりすぎで左腕を痛めていることについて書きました。

 さらに別の日に、なんと軽いぎっくり腰をやってしまいました……。泣きっ面に蜂とはまさにこのこと。腕も痛めて、腰も痛めて、満身創痍……。

 毎朝の日課で、起きてカーテンを開けたら、まずはモップで床を軽く乾拭きをしているのですが、ある朝、ソファーの下をモップがけしようと斜め前に体をかがめたら、何か細いものでグサッと腰を突かれたような痛みが走りました。
 幸い、そんなに強い痛みではなかったので、そのままモップがけを続けることができたのですが、時間が経つとところどころで瞬間的に鋭い痛みを感じるようになりました。

どんなときに痛いのか

 普通に直立することはできる。前にかがむこともできる。けど、背中を反らそうとすると痛みで普段の半分も反らすことができない。
 椅子に座ることはできる。けど、そこから立ち上がると、腰をまっすぐに立てることができず、まるで腰が引けているような変な格好になってしまう。
 歩くことはできる。けど、歩き始めは少し痛みがあるため腰が曲がってしまう(そのまま続けると痛みがなくなり、腰が正しい位置になる)。

 「ああ、これがぎっくり腰というやつなんだろうな、きっと」と思うまでに、そう時間はかかりませんでした。

ぎっくり腰になったときにすべきこと


 ぎっくり腰で重要なのは、調べてみると、「安静にすること」「痛めた瞬間は炎症を起こしているので、痛めた箇所を冷やすこと」だと分かりました。痛めたその日はあまり動き回らないようにして、横になり、痛めた箇所に上の写真にある熱冷却シートを貼って冷やしました(残念ながら我が家には湿布がなかったため、苦し紛れの代用)。そのまま就寝し一晩経ったら、翌日にはだいぶ痛みが楽になりました。

 痛めた直後は、どうなることかと思いましたが、それから2週間近く経った現在は、もうほとんど痛みもなく、普段と変わらない日常を過ごすことができています。でも、また何がきっかけで腰を痛めるか分かりませんので、気をつけていかなければ。

魔女の一撃=ぎっくり腰

 この記事のタイトルにある「魔女の一撃」というのは、ぎっくり腰のことを指しています。
 中世より、突然走る腰の鋭い痛みは、魔女による痛撃で引き起こされたものと考えられていたようで、ぎっくり腰(急性腰痛症)のことをドイツ語ではHexenschuss ヘクセンシュス(Hexen 魔女の、Schuss 一撃)と呼んでいます。
 これは、ドイツに住んでいたときに通っていたドイツ語コースで、何かのきっかけに先生が教えてくれたのですが、なんともメルヘンな言葉だなあ、と思ったのを思い出します。
 まさか自分がこの言葉を使うことになろうとは、そのときは想像もしていませんでしたが……。

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