アイスランドの毛糸メーカーLopiのLéttlopi

ウール製品の国、アイスランド

 アイスランドは、日本に住んでいたときは、とても遠い国だと思っていました。日本からは直行便では行けないため、どこかの国を経由する必要があって時間もかかるからです。ヨーロッパに住んでいると、だいぶ近い国だと感じるようになりました。本数はそんなに多くないものの、アイスランドまでの直行便があって行きやすいためか、アイスランドは、ヨーロッパに住む日本人に人気の旅行先、という印象です(実際に、知り合い何組かがアイスランドを旅行している)。

 アイスランドみやげで人気が高いのがウール製品。
 アイスランドのウール製品と言えば、良質な羊毛、撥水性に優れているもの。そして、アイスランド手編み協会による、編み込み模様が綺麗な手編みセーター。思い浮かぶのはこんなところでしょうか。

おみやげにいただいた、アイスランドの毛糸

 以前ドイツに住んでいたとき、夫ともども家族ぐるみでお付き合いをしていたご家族から、アイスランドへ旅行にいったおみやげに、アイスランドの有名ウールブランドLopiの毛糸Léttlopiをいただきました。うれしくてうれしくて、いただいた直後は、触ったり眺めたりして、一人ニマニマしていたのですが、何を編もうか迷っているうちに、もう3年ほど経ってしまいました。
 最近になって、やっとこの毛糸を使って編むものが決まったので、しまい込んでいたのを引っ張り出してきました。

 このLéttlopiは、日本でも輸入されているようなので、ご存知の方も多いのではないかと思います。
 糸の太さは(おそらく)Aranで、一玉50g。だいたい100mくらいの長さがあります。私がいただいた糸の色は、0086 Light Beigeです。
 糸は撚っておらず、原毛を引き伸ばしただけのようなので、均一な太さではありませんが、「糸を均一にしようとして頑張った(けど、均一にはできていない)」くらいの感じです。
 下の写真の糸をアップにしたもので(1枚め)、ねじりを緩めてみたら、撚られていないことが分かります(2枚め)。見た目はがっしりした糸のようですが、おそらく無理に引っ張ったりしたら簡単に切れてしまうだろうと予想されます。使うときは気をつけないと。

そうだ、これでセーターを編もう

 おみやげに毛糸をいただくまで、アイスランド産の毛糸を使って、自分でセーターを編むことを考えたこともなかったのですが、なんとなくボンヤリと、この糸を使ってセーターを編んでみたいなあ、と考えるようになりました。
 アイスランド製セーターは高品質な上に手編みなので、現地でのお値段も張るらしいのですが、毛糸を取り寄せて自分で編めばいいじゃないかと、気づいたのです。いつも使っている毛糸屋さんにLéttlopiの扱いがあったので(ラッキー!)、何玉か買い足して、セーターを編むことにしました。

 それならば、アイスランドらしく、編み込み模様のセーターがいいなと思っていますが、あんまり難しいのはイヤなので(笑)、難しくなく編めそうなパターンをこれから探そうと思います。

 楽しくなってきました!

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物(個人)へ 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です