90段近く前の糸割れした目を修正 ~Ilaria Shirt


 いま編んでいるIlaria Shirtがだいぶ編めたので、ふと編み地を眺めていたらミス発見。『またか……!』と血の気が引きましたが、今回のは修正がすぐにできるだろうと分かって、一安心。とはいっても、編み直しは必要ですが。1目分だけね。


 ドイツの毛糸メーカーLana Grossaが販売しているパターン単品ブックレットBeloved Knitsシリーズから、Ilaria Shirtという夏用セーターを編んでいます。ドイツ語で書かれたセーターのパターンを編むのは初めてです。

 ブックレットについてのレヴューは↓こちら。

 購入したのは紙版でしたが、デジタル版も販売されています。


 ミスとは書きましたが、ようは糸割れしてしまった目があったということです。Ilaria Shirtを編むのに使っているのはLana GrossaのCotton Woolという糸で、コットンとウールがほどよく混ざっているすごく編みやすいのですが、ちょっと糸割れしやすいのが玉にキズ。編んでいくうちにそう分かったので、編むときはかなり気をつけていたのですが、やっちまいました。

糸割れしているところを拡大

 で、糸割れした目ですが……なんと90段近くも前の段でした。なんで気づかなかった……。糸割れしやすい場合は、いつもかなりの頻度で編み地を確認しているんですが、速く編まねば!という気持ちが先行してしまって、それが疎かになっていたと反省。

 なっちゃってるものは仕方ないので、1目だけを1段ずつほどいていって、かぎ針を使って直すことにしました。この作業はしょっちゅうやっているので慣れています(その実、こういったミスが多すぎってことですが)。

 あまりにも現在の段数から離れているため、まずは糸割れした目が現在編んでいる段のどの目になるのかを確認するために、印を付けることにしました。縫い針にスティッチホルダーを付けて、段に沿って目を一定間隔で拾っていき、現在の段だとどの目なのかを確認。偶然にも途中で、やはり糸割れしてる目があったので、これもついでに修正できることになって良かった。

 目をほどいたところ。1目を90段近くもほどいたのは初めての経験です。

 あとは順に目を1段ずつほどいていって、かぎ針を使って糸割れしないように目を拾っていって、修正完了。

 いやー、危なかった。身ごろを編み終えたあとに見つけてたら、またも絶望したかもしれなかったので、間一髪でした。やれやれ。
 割れやすい糸は、何度も確認しないとダメですね。

 写真ではボーダーが13本しかありませんが、実際にはもう14本になったことだし、そろそろ着丈のことを考えてコントラストカラーを終わりにしたいところです。

 裾まであともうちょっと。
 
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